2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

第149回 學級閉鎖

二月決算で、インフルエンザで會社が全滅してゐるもんだから、氣忙しくて、バタ/\してる間に終はりました。省略形で失禮いたします。 【陣中日誌兼戰鬪詳報】朝、娘たちの辨當の殘り。晝、柿の葉壽司と卷き壽司(平宗)。夜、トマトとバジルのパスタ。

第148回 三月初めテーラーカフエに

引用開始↓ アクセス數が5000アクセスを超えました。 記念すべき5000アクセス目の訪問者は仕立て屋さんでした! 引用終了↑ 二日前の夕方に來てましたが見落としてました。故郷には三月第一週に上るアポイントがあります。 お時間合へば仕立て屋さんとこ寄りま…

第147回 理由

休みの日、子等のお散歩は最近寒いので短めに切り上げ、家にゐるときはほとんど臺所にゐる。 新聞紙を擴げて小芋やジャガ芋の皮を剥いたり、出汁を取つたり、夕方までにいろ/\準備する。 その際、ウチは四人家族だから、レシピを見たり、勘定するのは何で…

第146回 窒息

近所のカナエが閉店した。そのスペースにサンエーといふスーパーが入つた。どちらもCGCグループで、賣つてるものはさほど變はらない。今日がそのオープン初日だ。 娘二人を連れて、サンエーを視察。初日とあつて、店内はごつた返し、店員も大忙しである。…

第145回 練習會見學出席

あんな所でテンションが上がらう筈がない。怖ろしい舞臺だ。坐つてる人等が…。 諸先輩の三題を鑑賞。後、酩酊。 【陣中日誌兼戰鬪詳報】朝晝兼用、前夜のおでんの殘り。おやつ、ねぢれと天王寺で天丼(三八〇圓)。夜、練習會打ち上げに一軒目、つきだしに春…

第144回 新しいお家

子供が小さかつたので長らく旅行になど行つてなかつた。一泊二日、そこ/\と言はれてゐるらしい旅館に泊まつた。立派なお部屋、豪華なお食事。堪能して歸つた。 歸りの車の中でまつ梨がむずかり出した。眠いのもあったろう。彼女は妻のお膝の上で半泣きにな…

第143回 第一四四回を迎えて

今回、亂坊陣中日誌兼戦闘詳報(以下「本日報」という)は、お陰様を持って第一四四回を迎えた。 ※脚注参照 未だミクシ割当て全容量の二割程度しか使用しておらぬが、それが満杯になった時の備えとして、或いはミクシ社の都合による閉鎖、容量仕様の変更、また…

第142回 長島温泉にて

今回は会社の研修で長島温泉に家族同伴で来てゐる。 酔い醒めの水を探して起きた四時、しこしことこの「陣中日誌兼戦闘詳報」を書く。書かねばならぬ己の宿命を呪いながら携帯電話と戯れてゐる。最近ではパソコンから打つよりも携帯からの方が多い。僕にとっ…

第141回 野蛮人

出された食べ物に文句を言うのは野蛮人の所業だ。生産者や料理人には僕の口から不平を言うことはあまりない。具合の悪い生産物や料理は僕如きが声を荒げなくても必ずや淘汰されてしまうはずだからだ。否、否、僕の感想が間違えているかも知れないのだから、…

第140回 憩いの月曜定例

休日は家庭生活に没頭するのでヘトヘトになる。だから月曜は例え早く仕事が終わったとしても、必ず夜の街に出る。一軒だけ行って帰る。ねじれか誰かを誘って二、三〇〇〇円だけ呑んで帰る。 これを僕は個人的に「憩いの月曜定例」と呼んでいる。もちろん妻に…

第139回 大タコ燒き會 

福島の來舞兄が轉居した祝ひにご自宅を家族で訪問することになつた。 ご自宅の一戸建の前に到着すると、丁度、兄の會社のロゴが入つた二トンダンプが到着したところのやうであつた。 ご自宅の前の廣場には近在の皆さんが既にお集まりで、食材の到着を拍手を…

第138回 足跡機能の問題点

僕のやうな高齢のミクシ新参者でも、毎日のことだからパターンが見へてくる。皆さんが訪れる足跡のパターンだ。 学生諸君や酔いタンボの一時、二時のご訪問が終ると、枯れた味わいの皆さんや「酔い醒めの水千両と値が決まり」な酩酊の午前様方、または情夫情…

第137回 イヤな夢を見た

思ひ出を語りたい。二〇年以前の古い話だ。 一つ先輩の花の家ばにら女史(「凄い女」と異名を取つた豪傑。凄さの詳細は他日に讓る)が、何かにつまづゐてコケかけたことがあつた。バランスを崩して前につんのめつた、よくあるだらう。 その時、彼女は學内全域…

第136回 鶴橋驛にて浮く

大體、昨日の豪雨は、普通この季節なれば豪雪のはず。 昨日と一昨日は異常に暖かゝつたから、コートを着て居る僕が馬鹿みたいだつた。 今日は天氣豫報を見ずに、コートを脱いで家を出たが實に寒い。電車ではみんな分厚いコートを着て居るのに、僕だけスーツ…

第135回 能力

明石の街で三年間、僕は育み育てられた。就職して初めての獨り暮らしであつた。 釘煮の季節に近所の行き付けの一膳飯屋のをばさんから味見をお願ひされたり、三木のばにらさんの家で店の賣り物のおでんを食ひ倒したりした。 西明石の驛前の自宅、プチメゾン…

第134回 スーパースプレッダー

上の娘(五歳)は元氣にバスに乘つた。下の娘は幼穉園をお休みだ。 僕の齒痛と頭痛は風邪か熱か。昨夜は早く寢たんだが、調子惡い。朦朧と仕事する。 【陣中日誌】 朝、飯、肉ぢやがゝけ。 晝、中華定食C。から揚げ、ライス、ラーメン。 夜、堺筋本町弘梅にて…

第133回 アウトブレーク

家に歸ると、妻が首にタオルを卷ゐてゐた。我が家の風邪引きさんのトレードマークだ。 少しく夕方寢して起きると、今度は下の娘(三歳)が首にタオルを卷ゐてゐた。感染率が家庭内で五割を超えた。 蔓延するのも時間の問題だ。 【卷頭付録】 みんな寫眞を眞劍…

第132回 奉祝!日本國建國記念日

日本建國ニ六六七年祭!おめでたうございます! 本來夕ご飯はキンピラ牛蒡の豫定であつたのだが、交通博物館が長引いたので、簡單にできるメニュウに變更した。 齒が痛いのですこぶる機嫌が惡い。 【陣中日誌】 朝、カップスープ。 晝、フレンドリーで子供た…

第131回 百萬言は日本經濟の一大損失

「晝飯、どうしますか」 共に働く良則君の問ひかけに、私はいつもかう答へる。 「若いもんには花持たせまひよ。あなたが食べたいものを言つて下さい。私は唯々諾々と仰せに從ゐませう」 一應、かう答へることにしてゐる。これが戰ひの始まりの合圖なのだ。こ…

第130回 アリー マイラブ(全面廣告)

「かうなつたら決着は裁判でつけるしかないですね」 「法的手續きを云々」 「出るとこ出て云々」 仕事で揉めると、こんなセリフを吐いたり吐かれたりすることはちよいちよいとある。 勉強はさほどしてゐないが、學部もさうだし、仕事柄、辯護士とよく打ち合…

第129回 基準食品

例へば、何かを食つたとする。これが美味いとする。諸君はおつしやるだらう。 「うへえ、○○より美味いねー」 不味いとすれば、したり顏で宣ふに違ひない。 「ありや、○○より不味いねー」 この場合の「○○」を、私は個人的に「基準食品」と呼んでゐる。慣れ親…

第128回 結局、熱は出なかつた

「あんたつ!歸つて早々惡いけど、天寧が熱つぽいの!明日私、絶對休まれへんから一大事なのよ。シルクまで自轉車で藥買ひに行つてくれますかへ?」 「よしつ、任しとけぇぃ!さういふことは男の俺に任してとけー。びやーと走る、走るでぇ。でも俺な、まだ今…

第127回 衣食足りて

もともと異性に對しては修行僧(酒だけ破戒僧)のやうな生活を送つてゐるもんだから、僕の日常生活の中には一部ご發展家のマイミク諸候のやうな色事の味はひや香りが漂うことは決してない。 この傾向は、現在および將來において、僕の日誌の文面はおろか行間に…

第126回 鯨祭の終焉

家に歸つてスーツをかなぐり捨てると、手を洗ひ、ボールに鯨の殘りを入れて、醤油、酒、ショウガをぶつかけ漬け置く。 約10分漬け置いたら小麥粉と片栗粉を半々にしてまぶして、フライパンに多めに油を敷きアゲ燒く。給食の味だ。龍田揚げ。 これで1kgを…

第125回 鯨祭の本宮

鯨を薄く切つて、昆布出汁を鹽、醤油、酒、生姜で薄く味付け。鯨を入れて水菜を投入。はりはりだ。 贅澤さうに聞こえてるかも知れんが、計算すると、百グラム百九十圓代。鷄肉より少し高いくらゐ。 そも/\日本が、緑豆の謀略で鯨を喰へなくなつて久しいが…

第124回 鯨祭の宵宮

醤油に酒をいれ、葱、ニンニク、生姜を混ぜたタレに鯨四百グラムをつけ、燒ゐてみた。 懷かしい味。娘にも一口づゝ。妻は食はず。 ご飯が無かつたので炊いたよ。あとの葱とニンニクだけでも、二杯食つた。 【陣中日誌】 朝、大根お鬻、數の子。 晝、近所の惣…

第123回 鯨祭の準備

事務所の人が、通販で冷凍鯨六キロを買つた。一キロパックが六個だつた。僕は言葉巧みにそのうちの一個を詐取、昨夜、自宅に持ち歸つたのである。 この冷凍鯨一キロパックは、現在、我が家の冷藏庫の上から二段目中央に鎭座し、徐々に解凍され、調理、而して…

第122回 【報道】お別れの大酒盛り

しんみりとした空氣が流れる。燒鳥「圓太久」の奧の和室に集まつたのは十人ばかり。皆、一樣に口が重い。 やん愚さんと三歩師が、一人一人に、「おい、一杯いこか」と順番に酒を促す聲だけが部屋に響く。 注がれたビールをうつむゐて伏し目がちに默々と飮ん…