2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第920回 別離

皆さん、さやうなら。表現舎亂坊はミクシを離れfc2ブログに移行します。 これまでのデータは、順次新ブログに移轉し、古亂坊時代の記録として擬古文風の正假名正漢字で殘し、完全移轉後は文部科學省が定める略體字を用ゐて現代語で記して行きます。 2006…

第919回 伺い

ミクシにブログのエクスポート機能はありますか。ショートでたれか教へて下さい。 攜帶です。自分で調べろとか言はないで。

第918回 全身で彼女の愛を

昨夜はT工務店の別監督のオーダーで心齋橋。夜9時から11時までの2時間で終了。普通に電車で歸る。スカみたいである。これも一勤。 歸ると、妻が「何やアンタ歸つて來たんかいなー、これからWOWOWでテニスあるのにぃー。チッ」と舌打ちして迎へ入れてく…

第917回 まつ梨の通過儀礼

1月26日火曜日快晴。 月曜日に奈良で璢畔兄と別れ歸宅。自宅にて妻製クリイムシチユウ。飯に掛けてシチユウ丼一杯。 久方ぶりに指令室より夜勤の要請を受け、長らく會つてゐないので顏も見たく赴く事にする。T工務店の監督と樣々語る。 彼とはまう半年の付き…

第916回 名人上手サルベージ

朝、パスタ鹽胡椒マヨネーズバターを一盛。 午前、自宅にて辯護士協議内容檢討。 晝、冷凍燒きお握りを解凍し一個。 午後、奈良市へ移動。辯護士訪問、諸事協議。概ね合意。 退出後、奈良でコーヒーが飮みたくなり、浪漫亭璢畔(るぱん)兄をお呼び出し申し上…

第915回 今週二件

あゝ【嗚呼・干嗟・嗟乎・於皇】(感)感嘆の情を表す聲。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用 伊賀市猿野地區自治會總會。50名70分。心、河豚鍋。 8:15宇治山田行急行。9:30伊賀神戸着。10:30會場入。 樂屋で獨り、平…

第914回 懐かしの大学寄席

1月23日土曜日、朝11:00に心斎橋キャンパスに行く。落大一桁代の期数が演者の「懐かしの大学寄席」を鑑賞。 遊笑師の舞台を初見。手堅い。昔の音源とちょっとも変わらん正統な口調。 千太師、京の茶漬け。静かにしっかりお聞かせなられて落ちへ。荒々しく客…

第913回 浪速區日本橋老人憇ひの家

あゝ【如彼】(副)あのやうに。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用 今週末および翌週開けに備えて色々準備にバタ/\せり。日記の更新と字變換が遲れてゐる。本日記は大正から昭和初期に學業年限にありし方々を對象者…

第912回 代演依頼

あ−【亞】(接頭)【化】化合物に冠して、其の成分の割合の少なき事を表す語。「亞硫酸」。「亞硝酸」。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用 西成區玉出老人憇ひの家。やん事ない事情で行けぬ。平日行ける人を會長と相…

第911回 アホの業

あ【噫】(感)感嘆の情を表す聲。ああ。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用 古本屋で800ページ程の本を買つた。「詳説世界史」といふ。325ページまで讀み進めた時に、出てきた落書きの字に見覚えがあつた。 気…

第910回 西成區梅南老人憇ひの家

あ【唯】(感)應答の聲。「女房唯(あ)といふ」。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用 西成區梅南老人憇ひの家。カラダとコヽロ+振り遊び+河豚鍋。都合70分50名。今日は本當に樂しかつた。と言ふよりビヽつた事あ…

第909回 葬儀告別式参列

あ【彼】(代)あれ。かれ。「彼れはと雲井に見し月の」。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用 深夜、一人二人と歸りかける。余は場を一階の佛の側に移し、喪主たる長兄樣、會長、四男樣らご親族、又會長令夫人らと引き…

第908回 通夜式會場内

あ【吾・我】(代)われ。あれ。「我が見し子に」。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用 我(事情あり「余」に非ず)考へる。通夜式會場内に入り込めば、手はお膝で黙つて靜かに着座してゐなければならぬ。是れは避けねば…

第907回 喜六會長ご母堂樣ご逝去の報

阿【あ】(名)をか。丘陵。くま。曲隈。きし。岸崕。むね。屋棟。おもねる事。へつらひ。「阿附」。「阿洲」の略稱「南阿戰爭」。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用 前項本文およびコメント欄で申し述べたやうに、喜…

第906回 【訃報】 告 【公務】

以下は一斉送信したメールの内容です。 引用開始 前略 二三期生二四代目・關大亭亂坊が喜六會公務で發信します。 謹んで哀悼の誠を捧げます。 本日、關西大學文化會落語大學OB會「喜六會」會長・關大亭笑鬼師(西尾方宏氏)のご母堂樣が逝去しました。 以…

第905回 スコーク7700「燃料切れ」

あ【唖】■■。■■■。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用※一部筆者にて伏字とせり。西暦2010年1月9日土曜日、大阪市立ドーンセンターセミナー室にて、ひだまりの會「元氣塾」。 音樂療法士の先生の講演に續き、亂…

第904回 白昼夢

あ【亞】(名)つぎ。次位。「亞聖」。たぐひ。比類。「亞流」。「アジア」の略稱。「歐亞の天地」。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂發行昭和12年1月25日新訂360版より引用幼穉園の時の天寧の同級生の男兒に、先生方から「アトム君」と言はれておる子が…

第903回 最初のトラップ

あ【畦】(名)あぜ。くろ。「畦(あ)をだに未だ作らざりけり」。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂発行昭和12年1月25日新訂360版より引用 全く物知らずである。 辞書本文に出てくる短文は、適当に書いてあるんだろう、と思っていた。が、これを調べると…

第902回 接頭語「否」+bow([バウ]お辞儀)+接尾語「a」

あ【足】(名)あし。「足(あ)の音せず」。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂発行昭和12年1月25日新訂360版より引用 1月4日は予てからまつ梨と約していたアイススケート行きだった。 アイススケートは余の小学生の頃、何度か行った事がある程度だ。確か奈…

第901回 【新連載】『乱坊雑文集成』またも始まる

あ 口を廣く開き舌を低くして発する母音。五十音図にて「あ」行の第一に位し、「あ」列の「か」・「さ」・「た」・「な」・「は」・「ま」・「や」・「ら」・「わ」の韻となる。― 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂発行昭和12年1月25日新訂360版より引用 「あ」。驚きと不安の感…

第900回 再序

先ずは、衷心より謹みて新年を賀する。前年に引き続き、旧倍のご指導を願い奉る。 さて昨年、娘の辞書を用いて少しの間、短文練習に勤しんでいたことは延べ人数凡そ五万数千になんなんとする拙日記ご愛読諸候の記憶にも新しいことである。しかし前回の企図は…