第914回 懐かしの大学寄席

1月23日土曜日、朝11:00に心斎橋キャンパスに行く。

落大一桁代の期数が演者の「懐かしの大学寄席」を鑑賞。
遊笑師の舞台を初見。手堅い。昔の音源とちょっとも変わらん正統な口調。
千太師、京の茶漬け。静かにしっかりお聞かせなられて落ちへ。荒々しく客に何や塊をバチバチぶつける余からすると、美しくて眩しい。奥さまにも久しぶりに対面。
鈍九里師、三十石。雰囲気があって、この話やりたいなあと思う。引退で掛けたが、社会人としては20代に一度掛けただけ。復刻したいが、あんなんやるとこないわな。

中入

粋花師、胴切り。この人のお顔はこんなに面白かったでしょうか。退職されてから一段と凄くなられましたね。特に目を剥いて決めはる目線に立って居たので死にそうになりました、いや死にました。今日の顔秀一。
小助師、蔵デッチ。何ですか!この方は!初見ですが、無駄なく、行き過ぎ、物足りなさの何もない。完全に満たされた。落語はこの方の為の表現方法であって、余などは間尺に合わぬ手法を借りてやっているに過ぎぬ。

恐るべし、大寄席演者。

打ち上げはえびせんと焼酎。
60代と馬鹿話。舞笑師と十巣師とで警備寄席をやることにした。

千林にも遊びに行きたい。