2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第794回 国家警備員

奈良町辺りで道に迷うた。行き先がサッパリ分からなかったんである。 前方から巡回中と思われる警察官が歩いて来た。しめた!警察官に聞けば解るぞ。 聞いた。彼には解らなかった。 「すいません、僕はここの警察じゃないので」 胸に「愛知県警」とワッペン…

第793回 生活延長線

妻の大学で学会の発表があるとかで、近頃、またもや我が家は父子家庭の様相を呈している。 日曜日は完全休業。娘たちを府営住之江プールに連れていく。天寧は蹴伸びのお稽古、まつ梨は避暑のバカンス、父さんは目の保養と心の洗濯だ。 毎夜キャバ嬢3000…

第792回 池田市場祭

午後四時入り。お祭りの準備を市場の皆さんと共に。 雨が心配されたがもってくれた。 午後六時、お祭りの始まり。 焼きそば、フランクフルト、豚やき、焼き鳥、ヨーヨー釣り、ガラガラポン(あてもん)、金魚すくい、ジュースに生ビール。 市場の主催だけに食…

第791回 福田和子然

休憩時間。土工さんと話してた。自分のことは何もカミングアウトしていない。汗を拭いてアクエリアスを飲みながら、タクシーの話などをしていた。僕はかねてから暖めていた「大富豪タクシー」の話などをしようと身構えた。切り出してみた。 ワシ「タクシーの…

第790回 爪田家十巣

尊敬する人物を挙げよと問われたら何と答えるか。 坂本龍馬や伊藤博文公、田中正造にナイチンゲール、キュリー夫人やシュバイツァー博士。子供の頃に読んだ偉人伝から出してきてもよい。はたまたザラシュストラ、ナガールジュナ、朱憙、玄奘、鄭和やイブンバ…

第789回 巨大化民族

思い出した。昔、コカ・コーラのホームサイズ瓶というのがあった。家族4人で注いでもまだ余る、とか言ってた。それは500ミリリットルだった。今、僕らはそれを一人で飲む。恐ろしいことである。 僕達はあの頃とは違う民族となった。

第788回 大服部帰省

池田中央市場のお祭り司会の打ち合わせ。 昨年は僕のご尊敬申し上げる大好きな噺家さんがやっていた舞台。 別の寄席ご出演とのことで機会を頂戴した。 精一杯頑張ってみる。生きることは実に貴い。指令官のお姉さんと中華白鵬で飲む。日記に記せぬオフレコ話…

第787回 西域後日談

今日、聞いたんだが、ウイグルにアルカイダが付いたらしい。 トルコ共和国も味方してくれるみたいだ。味方一覧 アルカイダ、トルコ共和国、乱坊。頑張れ。

第786回 突厥斯坦考

何も触れないのもおかしいので書く。個人的な考えだ。中国には感謝してる。けだし本邦精神文化の表層を象る重要事項の貸主だからだ。漢字や仏教を紹介してくれた。また原始日本の民族精神に孟孔老荘を貸し与え、或いは大陸を舞台に活躍した英雄伝説を通じ仁…

第785回 西域劳伦斯

おたな界隈引札寄席出演のため池田に向かう。 今日は娘二人が同行。 安価な労働力として情宣で酷使するため浴衣を持参させる。情宣は暑くふらつく。本番。 御棚秘話 眼鏡屋の大将夫婦と乱坊 千太師「崇徳院」 御棚秘話 居酒屋二店の大将と乱坊 やん愚師「上…

第784回 日本刀精神

大根の桂剥きをしていた。 その日は後で鳥腿肉を切る予定であったので、いつもより刃を荒く毛ばだてて研いだ、脂にまみれても引っ掛かりで切れるように。大根の皮の一部が変質して堅くなっていた。 そこを乗り越えればきれいに切れずに20センチほどになる…

第783回 糠漬請負人

あっ。口に含んだ瞬間、実家の味がした。 学乱さんにもらった胡瓜の糠漬け、胡瓜と茄子の古漬けの生姜和えだ。たまらぬ、飯が進む。一杯のところ三杯食うてもた。妻子もドンドン喰らう。 やん愚さんの分を貰っておいて正解だった。質問がある。 実家から大量…

第782回 宴準備行動

大阪府営の某会館 司法書士「大切な人に遺す心の遺言」講演 乱坊「はてなの茶碗」 主催ひだまりの会50名 乱坊枕込み45分愛する人を突然に無くし「悲嘆」に暮れる人を励ますグリーフケアを考える会で来月NPO法人化するらしい。 僕はさぞかし重たいだろ…