2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

第325回 行く夏を惜しむ

少し暑さもマシになつたら、街から蝉が消えた。夏の終はりを感じる。 夏を惜しんで、昨夜はセブンイレブンでシロクマの新製品・抹茶を買つてみた。 ありや失敗だ。ケンタッキー、カップヌードルなどで體驗した、改良型の失敗だ。 買ふなら從來型でよろしくお…

第324回 イスが欲しい、欲しいものはお前だけ

「ひつさしぶりー」とワシ。 「おかへりいー」いつもの酒店立飲部の母さん。 イワシと生姜の炊いたん、おでんのジャガイモと厚アゲ、芋ロック二杯。 醉ひに任せて輕口を放ち、右のおつさん、左の兄ちやんを卷込んで渦や輪は少しづつ大きいものになる。 高校…

第323回 お迎へかと思た

「亂坊、亂坊」 難波驛、四ツ橋方面出口。しらふなのに空耳か…。 「亂坊、亂坊」 いや、やつぱり聞こえる。聲の方向を見たら、らいむさんがニコニコして座つてはる。 「ありやー、久しぶりでんなあ」 ベンチに座つて近況報告を20分ほどしやべつてた。 眞隣…

第322回 世界陸上

事務所が近いので、打ち合はせには、シェラトン都ホテルの上本町をよく使ふ。有名人がよく利用する。世界バレーの時は監督と隣りの席だつたし、普段はヤクザの大親分さんなんかもゴロゴロいる。 さて、世界陸上だ。上本町は占領状態だ。昨日も喫茶してゐると…

第321回 驛辨スタイル

東京出張では、行きは濱名湖、歸りは富士山を見るまでに、驛辨を一つ食ひ切らなければ、片道二個は食へぬ。驛辨食ひの世界では定説である。 これは以下と似てゐる。王將の餃子十人前は、最初の十分で一皿目の五人分を食ひ切らないと、三十分完食は無理である…

第320回 うしお祭

娘たちは南港の幼稚園だから、南港の自治會のイベントごとによく驅り出されてる。親も同伴を要求される。 昨日、仕事を終へて夕方から連れて行つた。そこで「かもめの水兵さん」他五題ほどをご披露。僕は、まつ梨の擔任であるまり惠先生をはぢめとする諸先生…

第319回 【未承諾廣告】新シリーズ「(假稱)表現舎亂坊の世界の旅

ありがたうございます。第11111番の足跡をお踏み頂いたのは仕立て屋さんでした。 感謝致してをります。愛してゐます。 さて、怒濤の「亂坊陣中日誌兼戰鬪詳報」も來る九月末で滿一周年を迎へます。 ロスタイムならぬロスデイズを計算し、一年間食事三百六十…

第318回 仕樣

昔、コンビニのサワラ辨當を食つたときもさうだつた。 平良と同じものを買つた。あれは確かに傷んでた。家に歸つて便所で悶絶、出られなかつた(彼もさうだつたらしい)。 しかし藥も何もいらん。しつかり飯を食ふ。軟便部分を上から飯で全部押し出す感じでワ…

第317回 地藏盆

市内で都市環境は整備されて居るが、僕の居所の加賀屋にしたつて江戸期の海面埋立らしいから、古いモノは結構殘つてる。興味深いものも多い。社寺佛閣、燈籠、三角點水準點、または色んな廢墟…。とりわけ地藏尊の多さには驚いてゐる。 これは加賀屋だけでは…

第316回 調査依頼

朝飯の青汁を飲みながら、僕は日課のあのワンフレーズを稽古してゐた。 「にしざわつ、がくうえん」 思ひ付いた時はなるべくうまく言へるやうに稽古する。心はパンナムの「表彰状」風にだ。何度も何度も稽古する。いつこの引き出しを開けなければならないか…

第315回 マグロ

半年ほど前のことだ。料理屋に上がつてメニューをみた。グッとくる品名を見つけた。 「マグロ三昧」 八八〇圓 安い!安いんぢやないか!「マグロざんまい」なんて料理屋側からなかなか言へることぢやない。どれだけのマグロを食はしてくれるおつもりなのか?…

第314回 いけね!休刊しちまつたぜ!

ただただ飯の寫眞撮つて、メニューを掲げるといふだけの單純な行爲なのに、仕事や家庭やらにかまけてゐると枠取りすらも忘れちやふ。のみならず寫眞の掲載が遲れるは愚か撮影自體を忘れたり、あらうことか數日前の食事を思ひ出せないでもゐる。 日によつては…

第313回 夢の宴

三歩師の會を繁盛亭に見に行つたら、澤山の落大の關係者が來てた。 後、天神プロップへ流れ込み。皆で大いに騷いで歸る。 きつと滿月だつたに違ひない。 【陣中日誌】 朝、まつりとモーニングセット。 晝、素麺。 夜、天神プロップ。

第312回 わ (保存)

く (保存) 【陣中日誌】 朝、豆腐の味噌汁、飯、秋刀魚の鹽燒、かまぼこ 晝、お子樣うどんの殘り、生ビール。 夜、鳥の唐揚。

第311回 たこ燒きを作る

今日の晝飯。 【陣中日誌】 朝、飯、じやこ、たまご燒き。 晝、たこ燒き。

第310回 お送り

榛見が丘の墓と赤人靈園に送つて行つた。今から餃子を作ります。 【陣中日誌】 朝、飯、味噌汁、サバ。 晝、餃子百個、飯。 夜、うなぎ。

第309回 手討ちに致さう

マイミクの仕立て屋さんに會ひに行く。實家に歸るとお聲掛け頂くので、地元のこと、殊に祭りのこと等を話し合ふ。 話してゐると整理ができる。角度は異なるが向き合方の姿勢がよく似てゐると思ふことが多いので、ドンドン話が進む。 歸りに、ひとちやんのご…

第308回 お迎へ

昔はうなぎの旭亭の踏切までお迎へに行つてた。線香焚いて鐘鳴らして歩いてお迎へした。 後に僕は自轉車に乘つて後に反對向きに乘つた弟に線香持たして鐘叩かして走つて歸つた。新生活運動、冠婚葬祭の簡素化だ。(古いな、知つてる人おらんな) 今年は驛北の…

第307回 鳥見山展望臺アタック隊

朝十時半に榛原驛で福島兄、ことり孃、そら君、こゆきと蘭子孃、ウチから娘二人と僕といふメンバで「貝が平嶽アタック隊」が結成された。 地元オークワにて食糧調達。肉、ソーセージ、野菜、パン、お握り、大量のお茶等。 聖地・鳥見山公園の木陰のベンチに…

第306回 五人旅

爺婆も増えて海とプールへ。 娘らの爺婆旅行は初めて。最後は榛原入り。 【陣中日誌】 朝、朝食バイキング。 晝、伊勢うどん、てこね壽司(伊勢おかげ横町)。 夜、實家で鳥とか燒いて食ふ。

第305回 三人旅

鳥羽へ向ふ。 【陣中日誌】 朝、ヨーグルト一匙。 晝、たらこと卵のスパ。 夜、ディナーバイキング。

第304回 サイン

昨日の朝、スキンヘッド、六十歳男性、眼鏡、ジャージ、ほろ醉ひ。 四ツ橋線花園町の驛付近列車内にて突然隣りから 「いいか、算數なら分數が一番の基本だ。分數のできない奴は何にもできねえ。いいか、すべての基本は分數だ。よく覺えとけ!」 目を見て言は…

第303回 昨夜は滿月

橘右一郎さんと酒席を同じうした。マヂびくりした。 【陣中日誌】 朝、ふりかけ飯、ポークピカタ風、パスタ、ブロッコリ、以上娘のホームクラスの辨當。 晝、冷麺セット。 夜、ねじれと一人千五百圓立ち飲む。歸つてお粥。

第302回 壽司

子供の頃、壽司は握り壽司なんて食はなかつた。チラシか卷壽司、バッテラか柿の葉と決まつてゐた。 特に奈良だから、大阪のお宅にたこ燒き器があるやうに、自宅には木製の柿の葉壽司押し機があつた。確か一段が五×六の三十個で十段の都合三百個を重ねるもの…

第301回 樂しい時間

柊谷と一福君。機會あつて同席。 また樂しいことでした。 【陣中日誌】 朝、拔き。 晝、燒きそば定食。 夜、あけの。一福君京橋なんだね。近いね。柊谷君、お互ひにお互ひの顔でお腹一杯だね。 自宅、鮭お粥。

第300回 休みは大變だ

午前、小學校に行つて繩跳び稽古。 その後、龍鎭溪谷でも見學して、鳥見山公園を視察して大阪へ歸る。 【陣中日誌】 朝、 晝、 晩、オムレツ。寫眞2はオムレツ準備。

第299回 小旅行

郷土の花火大會を見に出發する。娘たちの浴衣とワシの浴衣持つて。 【陣中日誌】 朝、飯がなかつたんで米から粥を薄いコンソメ味で炊きウニ瓶詰で食べる。 晝、實家でお握り。 夜、燒肉、素麺。

第298回 ああ、何もかもが懷かしい

昨夜、突然に呂瓶さんから電話がありました。ごつつい喋りはりました。 元氣にしてはりましたよ、皆さん。ほんま久し振りでした。 【陣中日誌】 朝、コロッケ、きゆうり、オクラと竹輪のうどん。 晝、串カツ定食。 夜、オムレツ。

第297回 數珠返せ

天寧のピアノ發表會が終はつた。僕は行けなかつたが彼女はお客樣の前で「子供の歌」を獨奏した。 自宅では時間の許す限り稽古に付き合つた。 だいたいウチの子に音樂的才能があるはずがない。しかし機會あつて藝事に觸れるのであるならば、彼女がこれからの…

第296回 齒醫者待ち

飲みたかつたんやろなあ。 夕方からパンパンと段取りして、服部の小父鬼、■■の■■と、江坂のお好み燒き屋で一服。生ビールと燒酎ロックをガッツンガッツン飲んで、美しいママと何や後輩に似た親父、後輩に似ても似つかぬ男前な弟に別れを告げて、雇車は一路市…