2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第91回 よいお年をお迎へ下さい

各位 本年は、表現舎乱坊の「陣中日誌兼戰鬪詳報」にお付き合ひ頂きまして、大變ありがたうございました。 また來年も萬事引き囘しの程よろしくお願ひ申し上げます。どうぞよいお年をお迎へ下さい。 【卷頭付録】 マイミクの方からご要望がありましたので、…

第90回 みんな歸れたのかなあ…

有志の小宴…。泣いたり、笑ふたり。 記憶…はある。でも、話してゐた内容は朧。 まだ胃の中、喉の上まで、酒。うげー。 さあ、年の瀬だ。奈良歸つて食お。飮も。 【陣中日誌】 朝、お鬻。並ぶは子等の朝食。 晝、おにぎり。 夜、實家でおでん。二合。茶碗四杯…

第89回 心齋橋大寅ボーイズ專用

忘年會で近くに寄つたので大丸心齋橋店の地下食に行つてみた。 昨今はデパ地下が大變注目され、各社工夫を凝らしてゐると聞く。 やはり生鮮食品賣場に行つて、憧れの氣の強い木下さんにサセ言ひに行ったり、古市庵の休憇への誘ひ聲「やつちやん行こかあ」や…

第88回 そこに食事がある限り、我が陣中日誌に休みなし

27日まで業務。28日は自宅清掃。29日は出社。契約一本。30日から奈良へ歸省。 年末最終に向け、陣中日誌の記録滯りなきやう、相努めます。 最近寫眞ズタぼろですから。 【陣中日誌】 朝、素麺。 晝、おにぎり。 夜、骨付き鷄の豆乳鍋。滿足。寫眞は…

第87回 人間存在の證

事務所(注:橿原事務所)のベランダ掃除をした。 鳩が雛を孵したのは知つてた。自分も子を持つやうになつて、親鳩の大變さも解るのであんまり無ゲッショウなことも出來ないと思ひ、追ひ拂はずに放置した。雛たちは巣立つていつた。後にゴミ袋(大)一杯の糞塚…

第86回 新入り

初代は明石の獨り暮らしを多彩に彩つた名機「明石徳三」號であつた。二代目は八木で僕を慰めた三菱製の「獨身最後の夜」號。そして三代目はご存知「ジョン」號である。 今日、夜に期待の新人四代目のんがやつてくる。ヤマーダ電氣が配逹してくれるのだ。 娘…

第85回 モントン第一および第二粉末

まずは冷たく冷やしたボールに全卵(M)二個、冷たい牛乳六十ccを入れて、モントン第一粉を混ぜ、泡立て機でのの字を書いて十秒消えぬくらいに。 次に第二粉を入れてサクッと混ぜ、型にハメて焼きを入れる(ヤクザみたいだな)。 オーブンは百六十度を三十五分…

第84回 再興の形 (舊題「三太」)

クリスマス…。 遠い昔のことだ。 當時、お付き合ひしてゐた女性と聖夜を過ごさうと、ある宿を豫約してゐた。既に社會人になつてゐたから奮發して張り込んで「ラフォーレ琵琶湖」に泊まつて、しつぽりやる豫定であつた。 豫約してから當日までの間に事態は急…

第83回 雨風

餠を撞きに行つた。 酒を飮む ↓ 醉ふ ↓ 力が漲る ↓ 餠をつく ↓ 腹が減る ↓ 餠を食ふ ↓ 滿たされる ↓ 喋る ↓ 喉が渇く ↓ (先頭に戻る) 【陣中日誌】 餠、酒 朝ご飯、お鬻。

第82回 生涯、テレビと名の付くものを持つか、持たんか、土日に決まる

靜かだ…。ジョンは次の大型ゴミの日に出棺の豫定だ。 歸宅して飯、娘とお繪描き、家族で團欒、お風呂上がりのおみかん、仕上げ磨き、繪本讀み、寢かし付け、隱れ白クマ…。一連の作業が「無音」のうちに進む。靜寂に包まれてゐる。 當然、家族との會話にも本…

第81回 旅立ち

昔から機械もんは嫌ひぢやない。特に電氣仕掛けのものは、その性能の限界まで使ひ倒してきた。 機械を擬人化してしまふ癖がある。パソコン、攜帶、掃除機、パンツプレス機、冷藏庫、車、ラジカセ、洗濯機、電子レンジに炊飯器…。そしてそれらの器としての家…

第80回 テレビ型ラジオ

子供の頃である。ある日、突然にテレビが故障した。映像は映つてたが、音聲が出なくなつた。テレビジョン受信機が、動画專用受信機(サウンドボードなし)になつたと言へば判りよいか。 わが親の教育方針であつたのか、否、單に家が貧しかつたのか…、親はテレ…

第79回 恐ろしい蕎麥屋

何の氣なしにフラッと入つた蕎麥屋である。月曜定例に兄貴と行く安手の店だ。 以前來た時は、三味線の石川さんがご來店された。あたかも待ち合はせをしてゐたかの樣にだ。 今囘は、何と落語大学OBの「玉助」さんである。これまた待ち合はせをしてゐたかの樣…

第78回 ミクシの亂れは

生活と精神の亂れと考へて頂いて、ほゞ間違ひない 【陣中日誌】 朝、奈良漬とおかゆ。

第77回 このコンビニは伸びる氣がした

某コンビニの出店用地の關係で面會したエリア擔當の上席の方と雜談をしてゐた。僕は言つた。 「いやー、御社の白クマアイス。おいしいですねー。特に御社にしか賣つてゐないロイヤルの白クマ。あれは素晴らしい!●ァミリーマートに眞似した類似品があるが白…

第76回 ルミナリエ

仕事で神戸市役所に來た。 街を歩くと白い棒がたくさん立つてゐる。晝に見たら、スカみたいだなあ。 六〜七年前に行つた。妻であつた、か…。どちらの…。 現、旧?だめだ。 思ひ出にもやかモザイクがかかつてよく解らぬ、神戸だけに。 【陣中日誌】 朝、セブ…

第75回 ドレンのメンテナンス

大腸ポリープを切除して一年と二か月が過ぎた。 市民病院に來てゐる。切つたときに一年立てば來いと言はれたので來てみた。 昨年の大腸檢査および手術の状況は、別板に詳報したが、リビド者にとつて筆舌に盡くしがたいナニがあるので、恐らくは伏せ字、比喩…

第74回 問題解決

取りあへずうれしい。つまらずに、また生き長らへるは、實にうれしい。 今宵よふた。近所の餃子屋でのんだ。うれしいから四時半からのんだ。手つ取り早く燒酎ロックをパンパンと二杯。生中を二杯。ホロッと醉ふたので歸る。(六時) 罰當たりではある。しかし…

第73回 タレかく。

六甲山で燒肉のたれで命をつないだ公務員が發見された。骨盤骨折で動けず、三週間水とタレだけで過ごしたといふ。 スカウトとして、彼の生還を心からお慶び申し上げると同時に、燒肉のたれの持つポテンシャル、そのエネルギー(=カロリー)に驚かされてゐる。…

第72回 休刊日あけ

兄貴から、實家に酒があるから取りに來いとのありがたい仰せ。まつ梨を乘せてご實家へ。近い、實に近い。 少し話して、一時間程で二人で七合程カン/\と腹に入れる。うまい酒。ホロッと醉ふ。 まつ梨と歌いながら歸る。まつ梨の帽子忘れる。 【陣中日誌】 …

第71回 キャベツ

朝から下の娘の鼻醫者。天氣今一だつたので家で事務。 キャベツの廢棄映像を見る。無性に腹が立つ。 同時にトッピングされる豫定であつたらうはずのウスター、とんかつソース、マヨネーズ、荒鹽、ドレッシング等の各種製造メーカー社長の恨みの怒號が聞こえ…

第70回 和風シチューの夢見てをります

通天閣の下、ぢやんぢやん横町に名前は忘れたが、薄汚い食堂がある。マイミクの「お父さん」さんにご先導頂き、通天閣贊助の歸りに打ち上げで寄つた店だ。 昭和三十年代の雰圍氣。店内には觀光地のペナント、提燈、點滅する螢光燈。意味不明な額に入つた寫眞…

第69回 切迫應對

午前、銀行打ち合はせ。 午後、某市内賃貸屋四件訪問。マーケティング調査。 夕方、設計打ち合はせ。事務所で作戰會議。途中、關先生電話相談。 ちゆうか、ほんまの日記やし。氣分が優れん。 【陣中日誌】 朝、セブンイレブンおにぎりを二個。 晝、燒き肉、…

第68回 解決に追はれて

【陣中日誌】 朝、おにぎり三個(明太子、燒きタラコ、昆布)。 晝、長崎ちやんぽん。 夜、シーチキンパスタ、南京とブロッコリのサラダ、ハイボール三杯。

第67回 勳章

陛下から三枝師匠が勳章を賜りなさつたお祝ひに、西宮へ馳せ參じ皆で祝杯を重ねた。落語大学の創成期から總勢三十人程か。 奧の間は、平均年齡がデイサービスセンターみたいになつてゐた。少なくとも老人會であることは間違ひない。 セッセと燒酎水割りを作…

第66回 大丈夫かよ!伊藤ハムぅ

USJに行つた。 スカみたいな晝飯だつたので、おやつに「ターキーレッグ」を買ひに行つた。骨付き鳥肉ハムだ(非かしわ)。 昔は、もう少し燒きがあまくて、皮も柔らかく色が桃色で、肉もジューシィだつたし、ちやんと筋きりもしてあつたやうな氣がする。 昨日…

第65回 ポッ君の一ファン

平野ぢやむぢやむ亭は、お客樣、主催者スタッフ皆樣方、共演のメンバーたちにも惠まれ、僕にとつて大變思ひ出深い會となつた。 ダブルヘッダーの2囘目。最前列のうら若き女性(美しい)がほんたうに良く笑つてくれてゐた。 『お忘れ物承り所』中の「外人」…

第64回 電話代り

今日は電話する時間はないだらう。毎囘、舞臺の直前には、福島の兄貴に電話する。 「兄貴、今日はどんな點に注意したらよろしいか」 「亂坊、最後に傳へおく。お客樣と共に精一杯樂しんで來い!」 「あざーす(ありがたうございます)」 いつも同じ内容である…

第63回 嗚呼、計測日

日付 12月1日 體重 86.0kg 體脂肪率 32.0% 内臟脂肪 15 BMI 29.1 基礎代謝 1662。 分析と講評は關大亭一八さんにお願ひしたいと思ひます。 追伸、今お便所でやつと固形物を排泄しました。(2006年12月02日06時19分現在) 【陣中日誌】 朝、娘たちのおにぎりを…