第136回 鶴橋驛にて浮く

 大體、昨日の豪雨は、普通この季節なれば豪雪のはず。
 昨日と一昨日は異常に暖かゝつたから、コートを着て居る僕が馬鹿みたいだつた。
 今日は天氣豫報を見ずに、コートを脱いで家を出たが實に寒い。電車ではみんな分厚いコートを着て居るのに、僕だけスーツのみ。全く春の裝ひだ。
 まるで翌月のフアッション雜誌から拔け出した男性モデルのやうだ。

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 いくらなんでも末尾の一行は言ひ過ぎだ。撤囘する。
 
【陣中日誌】朝、。晝、コヽ一番屋にてポークカレー四〇〇グラムダブルチーズ二辛。晩、めざし二尾、ハムとキュウリとトマトと豆腐の野菜サラダの殘り、牛蒡と肉と青菜のおひたし、後飯。