2007-01-01から1年間の記事一覧

第334回 ソフィット

九月は御縁あつて結構、落語の機會を頂いてゐる。本當にありがたいこと、感謝してます、愛してゐます。 さて、皆さん方上下の先達各位、居竝ぶ名人上手と比べると、僕は殘念ながら淺學非才で舞臺回數は少ないんだけれども、それでもこの人生、表現者の末席と…

第333回 豫備校生の女との同棲

ここまで家族みんなでよく耐へた。終りの始まりか、始まりの終りか…。 待ちに待つた日が來た。(否、來てしまつたといふ方が本義に近い) 父ちやんと娘といふ状態を澤山お目にかけたと思ふし、厨房で子等の飯に奮鬪した日々も山盛り書いた。 ここ一年、妻は豫…

第332回 放浪と徘徊

歸つた。來てた。 ビリー、物凄い黒ついわ。なんかいつも濡れてるし。 シェリー、なんでビリーと養子縁組なん。なんで婚姻と違ふのん。 借りてきた映畫を見るみたいに、晩飯食ふて酒飲みながらジックリ見た。全くの觀賞だ。 「これ、だれがやりまんのん」つ…

第331回 教官到着

なぜか一日遲れるらしい。 そのかわり風の谷のナウシカ愛藏版(本)がきた。ええ!?こ、これは! 【陣中日誌】 朝、ポタージュスープ。 晝、なかうの燒肉丼。 夜、蟹カマ、冷奴他、日本酒。

第330回 母さん、僕は立派に出征します

今日。待ちに待つた今日。男子の本懷、招集の日だ。 我が上官となる、めるも班長から遂に入隊の命令が下された。 「本日付であの方が着任される」 教官殿、僕を立派な帝國軍人に育てて下さい!と祈る。 『ビリー・ザ・ブート・キャンプ』 本日オークションで…

第329回 情事

本文と表題、全く關係ありません。このキャラクタに會はぬ表題にしただけで、足跡のアクセスが物凄かつたことのみ付記しておきます。 《この項、方言がひどくて讀み取れない場合があります。ご諒承下さい》 さて僕は近鐵難波驛構内の立ち飲み「鷄太郎」の女…

第328回 若いつて素晴らしい

昨日だ。早めにサンモに着いた。嬉しいことに日差しがない。生協跡の芝生でネタをくる時間を見越して早くきた。 まづ飯だ。まつ梨がケチャップスパを食べたいと言ふで、それを。そして萬一のために僕はカレーを(スパゲティがいらんと言ふたら飯を食はせられ…

第327回 大喜利練習

その前にくしやみを芝生でマヂ繰り。聲飛んだ。 【陣中日誌】 朝、粥。 晝、サンモのパスタ、カレーをまつ梨と半分づつ。 夜、じやこ天、烏賊の一夜干し、もつ炒め、ピーナツ他、ビール、燒酎。 まつ梨は荒井家のだんさんとお好み燒き(夕食)を頂いてた模樣。…

第326回 彦八まつり

宿題の家族新聞は樂勝に仕上げた。でも二人分寫眞もプリントして、先生笑はせるポイント埋め込んで朝から五時間くらゐかかつた。 妻、今日が受驗日。おらず。娘らに晝飯食はしてほつこりして生玉はんへ。彦八まつりに子等二人連れ行く。 きんし師が子を見て…

第325回 行く夏を惜しむ

少し暑さもマシになつたら、街から蝉が消えた。夏の終はりを感じる。 夏を惜しんで、昨夜はセブンイレブンでシロクマの新製品・抹茶を買つてみた。 ありや失敗だ。ケンタッキー、カップヌードルなどで體驗した、改良型の失敗だ。 買ふなら從來型でよろしくお…

第324回 イスが欲しい、欲しいものはお前だけ

「ひつさしぶりー」とワシ。 「おかへりいー」いつもの酒店立飲部の母さん。 イワシと生姜の炊いたん、おでんのジャガイモと厚アゲ、芋ロック二杯。 醉ひに任せて輕口を放ち、右のおつさん、左の兄ちやんを卷込んで渦や輪は少しづつ大きいものになる。 高校…

第323回 お迎へかと思た

「亂坊、亂坊」 難波驛、四ツ橋方面出口。しらふなのに空耳か…。 「亂坊、亂坊」 いや、やつぱり聞こえる。聲の方向を見たら、らいむさんがニコニコして座つてはる。 「ありやー、久しぶりでんなあ」 ベンチに座つて近況報告を20分ほどしやべつてた。 眞隣…

第322回 世界陸上

事務所が近いので、打ち合はせには、シェラトン都ホテルの上本町をよく使ふ。有名人がよく利用する。世界バレーの時は監督と隣りの席だつたし、普段はヤクザの大親分さんなんかもゴロゴロいる。 さて、世界陸上だ。上本町は占領状態だ。昨日も喫茶してゐると…

第321回 驛辨スタイル

東京出張では、行きは濱名湖、歸りは富士山を見るまでに、驛辨を一つ食ひ切らなければ、片道二個は食へぬ。驛辨食ひの世界では定説である。 これは以下と似てゐる。王將の餃子十人前は、最初の十分で一皿目の五人分を食ひ切らないと、三十分完食は無理である…

第320回 うしお祭

娘たちは南港の幼稚園だから、南港の自治會のイベントごとによく驅り出されてる。親も同伴を要求される。 昨日、仕事を終へて夕方から連れて行つた。そこで「かもめの水兵さん」他五題ほどをご披露。僕は、まつ梨の擔任であるまり惠先生をはぢめとする諸先生…

第319回 【未承諾廣告】新シリーズ「(假稱)表現舎亂坊の世界の旅

ありがたうございます。第11111番の足跡をお踏み頂いたのは仕立て屋さんでした。 感謝致してをります。愛してゐます。 さて、怒濤の「亂坊陣中日誌兼戰鬪詳報」も來る九月末で滿一周年を迎へます。 ロスタイムならぬロスデイズを計算し、一年間食事三百六十…

第318回 仕樣

昔、コンビニのサワラ辨當を食つたときもさうだつた。 平良と同じものを買つた。あれは確かに傷んでた。家に歸つて便所で悶絶、出られなかつた(彼もさうだつたらしい)。 しかし藥も何もいらん。しつかり飯を食ふ。軟便部分を上から飯で全部押し出す感じでワ…

第317回 地藏盆

市内で都市環境は整備されて居るが、僕の居所の加賀屋にしたつて江戸期の海面埋立らしいから、古いモノは結構殘つてる。興味深いものも多い。社寺佛閣、燈籠、三角點水準點、または色んな廢墟…。とりわけ地藏尊の多さには驚いてゐる。 これは加賀屋だけでは…

第316回 調査依頼

朝飯の青汁を飲みながら、僕は日課のあのワンフレーズを稽古してゐた。 「にしざわつ、がくうえん」 思ひ付いた時はなるべくうまく言へるやうに稽古する。心はパンナムの「表彰状」風にだ。何度も何度も稽古する。いつこの引き出しを開けなければならないか…

第315回 マグロ

半年ほど前のことだ。料理屋に上がつてメニューをみた。グッとくる品名を見つけた。 「マグロ三昧」 八八〇圓 安い!安いんぢやないか!「マグロざんまい」なんて料理屋側からなかなか言へることぢやない。どれだけのマグロを食はしてくれるおつもりなのか?…

第314回 いけね!休刊しちまつたぜ!

ただただ飯の寫眞撮つて、メニューを掲げるといふだけの單純な行爲なのに、仕事や家庭やらにかまけてゐると枠取りすらも忘れちやふ。のみならず寫眞の掲載が遲れるは愚か撮影自體を忘れたり、あらうことか數日前の食事を思ひ出せないでもゐる。 日によつては…

第313回 夢の宴

三歩師の會を繁盛亭に見に行つたら、澤山の落大の關係者が來てた。 後、天神プロップへ流れ込み。皆で大いに騷いで歸る。 きつと滿月だつたに違ひない。 【陣中日誌】 朝、まつりとモーニングセット。 晝、素麺。 夜、天神プロップ。

第312回 わ (保存)

く (保存) 【陣中日誌】 朝、豆腐の味噌汁、飯、秋刀魚の鹽燒、かまぼこ 晝、お子樣うどんの殘り、生ビール。 夜、鳥の唐揚。

第311回 たこ燒きを作る

今日の晝飯。 【陣中日誌】 朝、飯、じやこ、たまご燒き。 晝、たこ燒き。

第310回 お送り

榛見が丘の墓と赤人靈園に送つて行つた。今から餃子を作ります。 【陣中日誌】 朝、飯、味噌汁、サバ。 晝、餃子百個、飯。 夜、うなぎ。

第309回 手討ちに致さう

マイミクの仕立て屋さんに會ひに行く。實家に歸るとお聲掛け頂くので、地元のこと、殊に祭りのこと等を話し合ふ。 話してゐると整理ができる。角度は異なるが向き合方の姿勢がよく似てゐると思ふことが多いので、ドンドン話が進む。 歸りに、ひとちやんのご…

第308回 お迎へ

昔はうなぎの旭亭の踏切までお迎へに行つてた。線香焚いて鐘鳴らして歩いてお迎へした。 後に僕は自轉車に乘つて後に反對向きに乘つた弟に線香持たして鐘叩かして走つて歸つた。新生活運動、冠婚葬祭の簡素化だ。(古いな、知つてる人おらんな) 今年は驛北の…

第307回 鳥見山展望臺アタック隊

朝十時半に榛原驛で福島兄、ことり孃、そら君、こゆきと蘭子孃、ウチから娘二人と僕といふメンバで「貝が平嶽アタック隊」が結成された。 地元オークワにて食糧調達。肉、ソーセージ、野菜、パン、お握り、大量のお茶等。 聖地・鳥見山公園の木陰のベンチに…

第306回 五人旅

爺婆も増えて海とプールへ。 娘らの爺婆旅行は初めて。最後は榛原入り。 【陣中日誌】 朝、朝食バイキング。 晝、伊勢うどん、てこね壽司(伊勢おかげ横町)。 夜、實家で鳥とか燒いて食ふ。

第305回 三人旅

鳥羽へ向ふ。 【陣中日誌】 朝、ヨーグルト一匙。 晝、たらこと卵のスパ。 夜、ディナーバイキング。