第1293回 どんど焼き準備

 [14日朝]実によく眠った。前夜焼酎35度の1合しか決めていない。早く寝て最高の目覚めを得る。爽快。昨日の鍋底に沈む大根は、煮凝った出汁を含みゼリーのようになっている。神秘的ですらある。3切を食べ、ご機嫌な皆がいる事務所に向けて出動する。今日も楽しみだ。
 [14日午前]ホテル回り、祝文回り、葬儀1件。意味など問う段階は終わった。このタスクの中から自分が何を見出だすかこそが大切なのであって、一々立ち止まり小首を傾げる時間はない。そう考えれば誠に有意義なものと瞬時に変わる。
 [14日昼]げんこつラーメン麺固め。店の後ろにあったテレビで大河ドラマ、音聞いて食ってた。宮廷劇で「王家」という単語が出てきたから西洋の話かと思たら天皇家のことだった。皇室を王家と称するなど無礼千万甚だしい。怒髪抜天だ。
 [14日午後]阿部君とコースチェック。一旦帰所。後、田中君コースチェック。事務所、車の正月飾り取り外し。どんど焼きのある某神社へ夜の内に持ち込み。神主さんは関大マスラオ。
 [14日夜]帰宅。家族の鍋焼きうどんの残りを摘む。冷蔵庫から飲み残しの焼酎ワンカップが発見される。なぜ残したか、数日前か。35度のワンカップを残すとは、俺も焼きが回ったか。何とも情けないことよと、忸怩たる思いで、この日買った25度かのかワンカップと共に飲み干す。