第1263回 「でも、ヤギは食うよ!」

【15日朝】目覚め爽快、朝飯抜き。最近狂うたように打ち上げ多いんだが、身体すこぶる調子が良い。昔は、胃や腸から粘液や鮮血を上げ下げ、飛び散らかしていたんだが。表現舎になることの効能か。再生とはこれか。
【午前】全日勤。ホテル回り。葬儀1件、今年も本当に沢山の方を冥土に送り込んできた。家族葬やお参り拒否も多々あったが、僕の目的は、焼香に万感の想いを込めて、故人の魂にしばしの別れを告げることにあるのであって、会員名簿の維持管理のためではない。(中略)
【午後】役員会準備。資料と確認。事務所では大量の反古紙が出る。個人情報はシュレッダへ。機械に入れる中谷姉に「これ食えりゃいいのにね」と言うと「本当ねぇ」と悲しいお顔。すると小谷兄が「でも、ヤギは食うよ!」と。何だ?あの「でも」は食う気なのか?
【夜】役員会。多数の来駕を受く。酒を勧めらる。三度辞して承けねば返って失礼に当たる。クイッと口に含めば、既に同役阿部君は赤ら顔。会締めて、感謝と共にあらあらあらとお見送りし、親方、素面で運転してお帰りになられた。残り飯、残り酒を阿部君と干し、親方のことなど話して帰る。