第1184回 千里家円九君の社会人落語選手権大会優勝を祝う会

 付け落ち、漏れこぼしは、後日、つじつまを合わせよう。7/3の条を先に書いておく。
 前夜、今度、西区社協で行う「成年後見制度と遺言に関するセミナー」の司法書士の先生とのあらすじを完徹で書き切る。こういう作業をする時間が猛烈に減っていた。久しぶりに夜が明けるのを見ながら考える時間を持てたことは、本当にうれしい。才能がないので思いつきでなど喋れるものではない。思索や鍛錬から遠のき、生計維持行為に血道を上げている自分を大いに恥ず。
 明けて、少しく仮眠する。目覚めて娘らを連れ、「千里家円九君の社会人落語選手権の優勝を祝う会」に行く。会場は服部の「キッチン智子」の大宴会場だ。
 主賓・円九君に、福島兄、一福君、智子姉、ユリーペ(素顔)らがいた。後、笑鬼小父貴とやん愚兄のご帰還、茂君夫妻の到着、十巣大父貴のご来駕で一層に盛り上がる。
 決まったこと。「千里家を放逐されたやん愚兄は、一旦、関大亭が引き取る」である。幼いころから、困っている人を見たら助けなさいと教えられ、また子供たちにもそう教えてきた僕である。義を見てせざるは勇なきなりとも聞く。幸い、やん愚兄の「顔作って、間取って、張る」芸は、われら関大亭の薫風にも似て、屋号移転にもさしたる混乱を招かないであろう。やん愚兄の入号を歓迎する。
 円九君よ。君は僕や僕らの「宝」である。優勝当日に僕がこう記して送ったメールと、十巣大父貴の乾杯ご挨拶がまったく同一の文言であったことは実に君の努力に対する近親の尊敬を表している。僕や僕らは君と同門であることを大いに誇る。おめでとう。
 この祝賀の席に、かの桂三枝師がご来駕賜ったことも記しておこう。お忙しい中、駆け付けて下さったのだ。帰宅し同行した、まつ梨の日記を寝静まってからチラ見した。そこには「笑鬼さんの家のパーティーでテレビに出ている人に会いました」と書いてあった。