第1118回 おたな引札寄席「おたなで鬼払い」 出演

 50名ご来駕。9時半集合。
 関大となび嬢。情宣はMC、チラシ渡しの基本に立ち返るべく、みなに説明し、行う。
 が、寒い。寒すぎる。特に足袋が寒い。痛い。
 足袋は考えてみれば、夏も冬も仕様が変わらん。でも舞台は暖かい。
 
 やん愚兄「うまや火事」安定。僕と同じ芸風でいらっしゃる。
 狂角師「ぞろぞろ」じっくりお聞かせになる。落ちで歓声。
 大喜利 乱坊と、生徒は関大になびで10名。
 茂八君「池田の猪買い」軽妙で楽しい。

 この日は終演後にお客様への猪鍋の振舞が企画されていた。皆さんで鍋を食べ、焼酎一合。
 思う。来月は3周年記念である。4年目に突入する。単純に計算して36回(初期は2日公演とかもあったからこのくらい出てるだろう)やってきた。その他にも池田では実にご愛顧を頂いて起用して頂いた。
 僕が池田の様々な舞台で体感したことは、人生の根幹を揺るがす貴重な体験であって、僕はその妙や不思議の存在を、後から来る者に提示する(教えるのではない)役割にしかないことに気がついている。愚鈍なる先ぶれでしかないのだ。
 そろそろ後からやってくる後進、すなわち存在を知り真に体現する者たちに、この素晴らしい機会を譲るべきときが来ているのかもしれない。