第1095回 吸引力の変わらないただひとつの掃除機

 朝、飯一膳、卵焼き一片。
 昼、もらった豪華弁当食う。体感3500円と見た。
 夜、自宅にてハンバーグ、付けあわせのニンジン。宝焼酎を400ミリほど。飯をこうはら昆布の舞昆で。これがうまい。
 
 あるところで聞いた。
 「私の知り合いの年寄りが、本当に餅を喉に詰めて死にそうになったとき、家人が掃除機で吸って事なきを得た」と。
 都市伝説と思っていた。本当にあるんだな。
 皆さん、掃除機のあの筒をじっくり見たことがあるか。ホコリが塊となり、垢のように固まっている部分がある(ウチだけか)。どこの毛かわからん毛が付いていたりする。
 あの掃除機の先端を喉に突っ込まれるくらいなら、いっそ、同目的のサラの竹ぼうきを突っ込まれたほうがいささか精神的にはマシかとも思う。
 それか、餅吸引用の専用掃除機を購入して餅食いに望むほうがいい。
 そんなにきれい好きではないが、喉元にあげなものを挿入されるのはいかがなものかとマヂ思う。