第1017回 某社一周年記念祝賀会 名古屋国際ホテル 出演

あいだる【愛垂】(自・ら下二)あまえたる、あまゆ。− 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂発行(昭和12年1月25日新訂第360版)より引用
 
 民間企業なのでご迷惑がかかってはいかんから名を伏せる。
 木曜、午後一時に会場入りのため、朝8時半ごろ出る。名古屋へ。
 以前、別件で講演にきた時の向かいのホテルであった。受付。スタッフ皆様と少しく打ち合わせ。
 開演。200名25分。円卓だった。円卓は苦手だ。だが、会場は中部・北陸の皆さんで、非常にノリが良い。円卓も少し好きになった。
 久しぶりの大人数だ。気持ちよい。マクラ「今日から使える−」蛇含草。お客様・主催者様にお喜び頂けた。
 出囃子のCDを忘れてきた。大阪の奥様がいらっしゃったので翌日(本項記載日・今日)京橋で受け渡しして頂く。
 
 終演後、共に会場でのお食事を勧めていただいた。ホテル飯だから誠に愛垂りたいところであったが、残念なことに次のアポイントがあったのでお断りし、名古屋駅でチャチャッとうどんでも食べて帰ろうとした。
 しかしせっかく名古屋まで来てるんだから、きしめんだろ、ときしめん屋を探す。こういうのは警備員さんに聞くのが良い。退屈しているだろうから道を聞かれると少し嬉しいものだ(経験上)。また昼飯を安く上げるだろうから、立ち食いきしめん屋の情報には詳しいはずだ(経験上)。
 「きしめん屋ありませんか」
 「構内の?」
 「いいえ、入るまでの、安い、立ち食いの」
 「安いのはないよ、この建物の中なら、そこにあるけど」
 「安いのはない…?」
 不思議だ。駅に入らなくても、難波なら高島屋の左向かいの空港バス乗り場の北に24時間やってるうどん屋がある。梅田でも地下、地上に安い立ち食いがたくさんあるじゃないか。
 きしめんは立って食うもんじゃないのか?高級料理気分なのか?それとも聞いた警備員さんが知らなかっただけで本当は回りにタクシーの運転手さんが行くような立ち食いきしめん屋があるのか?
 安くはないというきしめん屋に行ってみた。かけきしめんが580円。かけの値段じゃない。うどんなら210円から230円の話じゃないか。かけきしめんで大阪なら天ぷらうどんと稲荷ずし2個が食える。
 さぞかし旨いんだろうと期待して、かけきしめんを頼んだが、さほど(以下、自主規制)。