第1001回 生涯学習・吹田市民大学 最終回(全10回) 講演

 月曜日。吹田市生涯学習担当部局のご担当による吹田市民大学講座(全10回)の最終回第10回を講演した。
 向学心に燃え立つ受講者は既にメンタル・フィジカルの9回の講座を受け終えて来られている。去年に引き続き二年目の開講だ。
 会場は、現下、既存の吹田市中央公民館が耐震補強工事で北千里駅前の廃小学校に機能移転していることに伴い、学校の教室(理科実験室を教室に機能変更した部屋)であって、市民大学としてこれ以上に良い空間はない。
 加えて、ご担当者が代わっていらっしゃらなくて良かった。エヌさんは丁寧な応対で前九回の概要をブリーフィングして下さる。最終回に相応しい論旨だてに仕上げたつもりだ。
 40名90分。お客様方と実に楽しく過ごすことができた。前段の講演で60分のところ、乗って75分喋ってしまったので、5分で着替えて10分でマクラ「歯を入れる相談」を。終演アンケートでも良評価を賜り、初見の皆さんが100年の既知となるを体感する。
 市のご担当にはもう一名、A女史という若い女性がいらっしゃった。この方と終演後お話をしていると、それまで落語など興味も関心もなかったが、昨年の当講座での僕の「蛇含草」を見て以降、テレビなどで落語をやっているとチャンネルを止めて落語を見るようになった、との嬉しいご報告を受けた。
 僕は、一度、天満定席にでも行かれて、プロの話芸に親しくお触れになられるといいですよ、とお勧めしておいた(何なら僕が先導するの栄に浴しても良い)。彼女は早速僕の話をメモしていらっしゃった。一般民間人の落語愛好者の裾野を拡げることができたとしたら、これほど嬉しいことはない。
 もう少し彼女のことを書いておこう。妙齢、実に気さくかつ聡明な才女でいらっしゃるのであるが、皆さんに申し述べていない彼女の魅力をもうひとつご紹介して筆を置く。
 彼女は、物凄く、美しい方なのだ。タイプど真ん中である。