第980回 西成区梅南地区社福ネットワーク委員研修会講演

あいさつ【挨拶】(名)人を押し退けて前に進みいずること。応接応対。返事返答。答礼返礼。− 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂発行(昭和12年1月25日新訂第360版)より引用。


 月曜日。30分40名。「今日から使える―」。
 梅南は以前も書いたが、同郷のご婦人がネットワーク委員でご活躍されておられる。会場に来られたと同時にご挨拶。目と目を合わし笑顔でラブビームを送る。件のご婦人もウインクして僕にラブビームをご返射。30年分ほど彼女にタイム風呂敷を掛ければ、世の大半のオスは確実に恋に陥る危ういシュチュエーションである。
 まあ、僕などは始終いわゆる「賢者の時間」「賢者タイム」の如き神聖な状態であるからして、たとえタイム風呂敷があっても大丈夫なんだが、目を転じ、ご尊敬申し上げる喜六会の諸先達である笑鬼師、やん愚兄、来舞兄などなら、風呂敷のあるなしに関わらず、あるがままに恋に陥られることだろう。
 はじめは冗談でこれを書いていたのだが、書きながらお三人のこれまでの武勇伝などを思い返して、あながちこれ冗談でもないなあと思い至った、夕暮れの天下茶屋あたり、26号線歩行。