第968回 大阪府立山本高校同窓会総会に出演

あいぎん【愛吟】(名)好みて吟ずること。又、其の詩人。− 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂発行(昭和12年1月25日新訂第360版)より引用。
 
 土曜日のこの日はご縁あって大阪府立山本高校の同窓会会館にて「お忘れ物」70名。
 出演は、乾蘭峰先生とそのお仲間による愛吟の御披露がトップバッター。この蘭峰先生は発音を「らんほー」という。ちょうど僕の肩に2つのホクロがあるから「らんぼー」となっているのはこれいかに!不思議なご縁に一人楽屋で喜ぶ。
 その後、お笑い研究会の方々のマジックがあって、三番手で出演。八尾は母の出所であるので気心は知れている。ゆっくりとお客様方と楽しむ。
 思うに、北摂と、八尾までもを含む大阪市内南部地域は笑いの種類が少し異なるように思う。北摂と伊賀は少し似ている。何が違うのか良く解らないが、町人文化と、城があったりして武家の多かったであろう地域との間の雰囲気や体臭のようなものが何か違うのかも知れぬ。何れもよく出させて頂いている地域なので、どちらも好きなんだが、うまく説明できないけれど、笑っていらっしゃるところが若干相違あるような気がするのだ。
 終了後、合田さんに駅まで送っていただいたが、携帯電話を会場に忘れてきたことに気づき、取りに帰った。どうも「お忘れ物」をすると、忘れ物をする癖がある。あぶない、あぶない。