第958回 事業仕分けと法規制

アイエフテーユー【IFTU】(名)《International Gederation of Trade Unionの略》【社】国際労働組合連盟、第二「インターナショナル」系労働組合の国際的連合体にして、社会民主主義を標榜し、赤色労働組合「インターナショナル」に対立す、一に黄色労働組合「インターナショナル」或いは「アムステルダム・インターナショナル」と称す。− 金澤庄三郎編『廣辭林新訂版』三省堂発行(昭和12年1月25日新訂第360版)より引用。
 
 国際労働組合連盟が1903年にダブリンで設立されたと今回知った。またダブリンであって、ご縁があるものだ。
 労働組合と僕とはほとんど係わり合いがなくて、これまでT社にいた時に組合の人を見た程度であって、ほとんど何も知らない。現政権は労働組合を支持母体としていると聞く。僕はテレビ・新聞を見ない情報弱者であるからして、現下、政治がどのような展開をみせているのか余り知らぬ。また、学生時代から諸先輩方に教わった表現舎の禁忌に従い、今のところ、本ブログは自身の政治的なスタンスなどを書き記す場所とはしていない。
 しかしながら、電車で向かいの席の人が読んでる新聞に「宝くじ廃止」の文字列を見かけた時、宝くじより先にすることがあると気づく。合法性、依存症、車内放置による児童虐待などの様々な問題を孕む射幸心を煽る遊戯 − パチンコだ。宝くじより、東アジア諸外国のようにパチンコを厳しく規制するのが先決である。宝くじは車椅子に化けたりするが、パチンコの都市計画上の出店規制は聞いたことがあっても、国家による収益の管理を聞いたことがない。賭博との違いを僕自身言葉で説明できない。
 実は、家庭での子弟の教育において充分に心掛ければ、20年スパンで結果は出てくるはずだ。そう信じて、ウチの家ではパチンコをすることは、物凄く恥ずかしいことだと教えている。