第852回 池田ラーメンフェスタ司会

池田ラーメンフェスタ。
まつ梨を寺田町の塾に送るが、時間に早すぎる。天寧に引き渡しを委ねて池田に向かう。

天寧へのミッションは、こうだ。送り届けてまつ梨を着替え、ご挨拶させたら、駅に向かい、環状線で寺田町から天王寺へ。

天王寺で地下鉄御堂筋線に乗換え梅田へ。地下鉄から阪急への乗換え(最大の難所)を経て阪急宝塚線で池田へ。ラーメンフェスタでお手伝いという流れ。

昨夜、行き方が詳細に書かれた完璧なミッションシートを渡すから大丈夫だ!と言って反対する妻を納得させた。今朝、そのミッションシートを天寧に渡したとき、妻は字義通り目を丸くした。

B5の用紙にたった一言、大きな字で、
「わからなかったら、駅員さんに聞け!」
という文言と、
寺田町→(環状線)→天王寺→(赤い地下鉄)→梅田→(阪急)→池田

娘はその一枚を見て
「わかった」
と言った。

一時間程で天寧の来る。自慢気。ギュウする。

これでマンハッタンでも、マダガスカルでも待ち合わせできる。

天寧に耳打ちする。
「お手伝いとして何ができるか良く辺りを見回して率先してやりなさい。何か頼まれたら、頼まれた以上のことをやって喜んでもらいなさい。笑顔で大きな声でお返事しなさい」
愛する分身にレベルは低いが自分の全てを注入する。これだけで生きてきた。だからワシはこの程度なのか、合点。
天寧を3C旗下かぼす軍曹の配下にしたら、ラーメンチケット販売の手伝いをしていた。天寧かぼすになつく。チケット売りの担当さんの中でよろしく生き場所を見付けて生きていた。
途中、土砂降りに。みんな濡れる、何もかも濡れる。笑太郎師に頂いた絹の着物、少し濡れる。残念な。
11時上番、14時下番。声、少し枯れる。
打ち上げに家族亭に。玄張君が入れた愛のボトルをさらう。玄張君心配するなかれ。次の新たなボトルは半分以上残っている。
かぼすに鼻向けの説教を喰らわす。ワシ自分自身にも言う。
天寧、つぼみ姉のセッタを履いて帰る。変わった小学生に見える。
自宅に帰り、妻に説教されフロアリングの床で不貞寝する。

妻の報告。寝言を言ってたらしい。

「そんなことは、主任の笑太郎さんに聞いてくれっ!」

あの人がトリの寄席に出て、なんかトラブってたんやろなあ。