第754回 風船大師匠

日曜記録。

おたなkaiwai引札寄席

演者
 動物園 おから嬢
 ふりふり落語 乱坊と愉快な仲間たち(おから嬢、来舞兄、はすき嬢、玄張君、笑鬼師、そしてお客様方)
 じゅげむ 来舞兄
  中入
 狸賽 美月家トライ君
 蛇含草 乱坊(アンケートなし)
 上燗屋 笑鬼師

情宣 つぼみ姉、高丸君 はすき嬢
下座 三味線こゆき嬢、太鼓かぼす嬢
観覧 風船師

12時30分開演。定例と異なる時間の開始に演じ手、お客様双方に混乱が。この混乱は暫くおくが、今回、妙にアットホームな空間になったことを肌で感じることができた。

何と、あの、風船師匠がご観覧にこられた。この寄席のために高速バスを乗り継いで来ていただいたのだ。
北海道の(現・北大)落研出身のOGで、現在、長野ご在住。
かねてから我々の間では密かな注目を集めていた落研上がりの方だ。
ご面会を渇望していたといっても過言ではないだろう。

会場に姿を現されて私たちは色めきだった。
客席に鎮座され、開演までの間にまずは皮切りに私がご挨拶に上がり、
下座の衆が順次ご挨拶に上がる。
そして居ずまいを正した我らがOB会長が表敬のご挨拶に上がる。

さすが「風船」というビッグネームを襲名された2代目の貫禄。
これが、この方が、お会いしたかった風船師か!
全編をご観覧頂き、終演後、落語ミュージアムをご視察に行かれた。
そして片づけを終えられた我々の中から、
本日のトップバッター・おから嬢をピックアップし街に消えて行かれた。

風船師は、おから嬢のお母さまである。

同年代の笑鬼師の舞台を見て、往事のご自分の姿を重ねられたに違いない。
数ヶ月後には舞台に上がっておられることだろう。

後、ビデオのダビングについて方法を検討したが、
笑鬼師のご自宅でできる、と判明し、
悦子(鶏)他を買い求め、ダビング大会。

会長ご夫妻、ユリーペと家族4人で水入らず。10時に帰宅する。