第543回 ガスでのお忘れ物

午前、ホットコーヒー1人前。
昼、JR神戸駅にてネギトロ丼、味噌汁。
午後、ロールプレイングの相手方で大喜利のようなことを7人分ほど。
「お忘れ物承り所」を20人の前で。

夜、打ち上げ。お客様皆様とともに。

この日まで月火水の3日間睡眠が極端に少なかった。
別に打ち上げで泥酔したわけではない、電車で深く睡眠に墜ちた。
いわば昏睡したのだ。

JR神戸駅20:30発松井山手行普通電車。
20:33分につぼみさんに「まもなく三宮でーす」と礼の電話をしたようだ。
(だれも居なかったから電話したような映像の記憶がある → 良い子のみんなはまねをしちゃ駄目だぞ)

その後、座ったら即寝たんだろう。
メールを送信したと言っておられたから、その返信を書きかけて寝たと思われる。

今度新福島駅で起きたら携帯がなかった。手に持っていたのを落としたか、そこらに置いたらもって行かれたんだろう。
気づいて北新地までの間で車中にて鞄をひっくり返して探したがどこにもなかったんだ。

あれだ。昏睡強盗という奴だ。もっていかれた。
糞ぉー、昏睡強盗め!覚えていやがれ!

帰って家から電話したら携帯の電源が切れていた。
電池がなかったからな。
一旦、電源が切れたら、再投入しても8桁の暗証番号の全機能ロックがかかるように設定してあるので、データについては心配していない。
ただちにリモートロックをかけようとしたが携帯の電源が入ってないので不可能。そこで携帯のシムを停止させた。

しかし「お忘れ物承り所」を実演した翌日に、僕自身がお忘れ物承り所に電話するとは思わなかった。
実に丁寧な応対で、噺のおっさんをもっと丁寧にする必要があると感じた。

携帯はウイルコム社にお願いして代替え機を出して貰うことになった。
代替え機はコイン(auのポイントのようなもの)で費用を払ったので出費はない。

僕は3月から今の機械を使っているんだが、未だ機械代の残債が三万九千円ほどあった。
ところが盗難または紛失で警察に届けを出すと、保険のような制度があって、同じ機種の同じ色目のを三万二千円で購入できることになるらしい。
つまり、七千円ほどがなぜか軽減されることになる。

この七千円は一体誰が負担してくれたのか?
僕は西の方角、はるか神戸方面に向け、手を合わさずにはおられない。

今宵、僕は叫ぼう!

ありがとう!昏睡強盗! 否、昏睡強盗様!
感謝します。強盗さまーあん(ハート)。