第156回 をぢさん化現象

 メタボリックなことを憂ひてゐるのではない。我が弟に息子が産まれたのだ。めでたい、實にめでたいことである。一族のYと姓を殘し、我が娘たちの從兄弟となる男兒が産まれたのである。
 これにより僕はやうやく文字通りの「をぢさん」となつたのである。
 萬歳!彌榮!
 そればかりではない。 内容を詳細に書くのがまんどくさいんでサラッといくが、今春、合衆國アメリカから英語しか話せぬ間柄説明不能な二五歳の青年がノバに講師としてやつてくる。
 面白いものだ。全く人生の慶びや自ら歩んできた歴史、その奧深さを味はひ堪能する春の到來である。
 
【陣中日誌兼戰鬪詳報】朝、かつお梅お鬻。