第153回 ■「お忘れ物承り所」(豊中市立服部図書館主催「服部寄席」)

 シャモニ アット ヌーンの集合であつたが、喫茶荒井は休み。圓九君、不良雲君と合流。
 不良雲君が叫ぶ「笑鬼師、はあ都師と第二和室で稽古中」と。
 贊助前ではあるが、この記念すべき映像を人生の思ひ出に腦裏へと燒き付けるべく同席させて頂く。
 まんま君が書記。はあ都師のご講評のみ拜聽。ネタの構成や組立、お客樣と笑ひ等について、同席は短時間ながら糧を大量に收穫。感激、感激。
 王將にて兩師を交へ全員で晝食。圓九君からお言葉。
 「ほはう、舞臺前に飯喰へるやうになつたんですなあ、成長成長。」と。…朝拔いて、腹が空いてゐたゞけだ。
 「服部寄席」豐中市立服部圖書館で二時から。約四十席。滿員。お客樣、出演の兩君に助けられ、非常に思ひ出深い會となる。
 不良雲君、河豚鍋。自分が若い頃、遙か彼方に置き忘れてきた何か勢ひのやうなもの、溌剌さ、眞つ直ぐさを思ひ出させてくれた。ショートバージョン頂きました。
 圓九君、佐々木裁き。彼のご母堂樣ご來駕の中での好演。笑ひの少ないお話ながら、お客樣全員を最後のオチの一言までキチッとご案内する、無駄や迷ひ、ぶれのない、私たちが行くべき道がこゝにある。
 お客樣に笑鬼師が「服部のをぢさん」風に來ていらつしやつたので、お後、ガーッとご自宅に亂入。やん愚師、はあ都師を交へての大宴會に。奧樣の手料理を貪り、服部の夜は爆笑のうちに更けたのであつた…。
 
【陣中日誌兼戰鬪詳報】

四日
朝、櫻海老團子汁。
晝、天津飯、スープ。おやつ、服部圖書館にて菓子。
夜、笑鬼師宅で宴會。寫眞は宴會のお握り。

五日
朝、パスタ(マヨネーズ和へ)。