第1338回 エンザ大流行でも鼻はいいワシ

2012年03月06日(火)

友人の阿君のウチは三人家族の内、奥様とご子息が重度のインフルエンザに罹患しておられるという。だから彼は、仕事を終えて自宅に帰る際、玄関でマスクをはめて汚染された家に入り、朝出掛ける際、手洗いうがいをして清浄な社会に出るという逆バイオハザードな日々を送っている。posted at 07:25:39

鼻はいい。四つ橋線で「?」と感じる時がある。そんな日は一駅前の玉出で降りて寺島を覗く。95%の確率で粋花師が立っている。ほとんど外さない。残りの5%は女将が「あら久しぶり。粋花さん10分前に帰りましたよ」と言う日だ。僕の常店だった寺島立呑部は、完全に粋花師のものとなった。posted at 07:37:54

枝雀師の「鰻屋」導入部で、話中の前回行った時に親爺が作ったという「骨抜きもせんと一寸程にぶつ切りにした鰻のフライ」というのをいっぺん食てみたい。実は案外美味いのではないか。鰻屋の二階の景色のいい座敷で、小鉢と日本酒でこの珍味を食ろうてみたいと思うんだが。どうか。posted at 08:34:49