第1296回 風祭京子嬢に想う

 [17日朝]芋飯釜浚え。朝稽古してて、ふと風祭京子嬢を思い出した。大学4年の湯原温泉賛助打ち上げのストリップでタッチポラした舞姫だ、みんな覚えてるだろ。ネットで調べてみたら、まだ現役でいらっしゃるようだ。あの頃の僕らは若々しい彼女の舞台に熱狂した。今やさぞかし円熟されたろう、圓九ばりに。
 [17日午前]ホテル回り、お詫び行脚、祝文回り、食サ、阿部君同行。車中で語るは一万語。落語、音楽、レディガガ、小三治、談志、そして親方。付記しておくが、彼、阿君はギター弾きであり、歌うたいだ。元々表現者で、今、落語に触手を伸ばしつつある。僕は彼の触手を成長さすべく日夜水を撒く。
 [17日昼](中略)丸亀製麺の釜あげうどん、天丼用小ライス、かしわの天ぷら、竹輪の天ぷら。割引券で450円、阿君と。昨今のデフレによる昼食代の下落は、1970年代くらいの相場感に横並びするのではないか。各社やっていけてるのか。他人事ながら心配になる。俺は嬉しいが。
 [17日午後]阿君とポスター。旅行打ち合わせ。ほんでもってまたポスター、ポスター。ポスター祭り開催中!流行りのマスコミ選挙キャンペーンは僕らのレベルでは関係ない。繋がりと情のやりとりしかない。昭和であると笑わば笑え。表現舎なればこそ意気に感じて大いに昭和しよう。勝ち負けすら既に眼中にはない。
 [17日夜]帰宅。自宅にて一口串カツ(ビフシチューコロッケ、鶉卵カツ、豚ロース)1本づつ、菜の花お浸し柚子味噌和え、ハム2枚、菜っ葉とちくわの味噌汁、飯1膳、焼酎かのか1カップ。今日から小学校講演用のネタを作らないと間に合わない。校区に顔写真入りのポスターが貼り巡らされていた。