第1266回 現場は既に政党フリー

 [18日朝]昨夜帰宅して、以前お土産でもらった半生うどんを湯がき漬け麺にして食す。子らにはオイスターソースで野菜炒めと、焼豚などを出し飯を食わせた。ガラリ夜が明けて、朝は茶を一杯だけ飲んで全日勤に向け出立す。
 [午前]ホテル回り。後、町会の餅つき3つ回る。都合2臼撞く。1臼撞くのが長い。白昼眼前に美しき星が多数飛び交う。出された餅2雑煮、焼き芋1本。皆飲んでやってる。わが喉ゴロゴロ鳴る。無給の賃撞き屋な、ある冬の日のお話でございます。
 [昼]前の餅つきが長引き、続いて予定していた某神社のしめ縄づくりに行けば昼時で誰もおらぬ。午後の予定もあったので急いで飯を食う(中略)。
 [午後]ご尊敬申し上げお世話になる某会の先生「年忘れの会」をお手伝いに行く。様々な事務所の秘書らと皆でワイガヤで弁当を食い準備に汗を流す。珠玉の名言「政治は人間関係で動くのであって、末端や現場は政党フリー」が生まれたのはこの時である。既成の政党政治は間もなく崩壊する。
 [夕]愛$兄の着電あり改めて飲みに行こうと誘わる。また某府議よりの着電に「乱坊さん、今日飲みに行きましょか」「あ、ごめん、ワシ今日まだ終わらんねん」。僕も親交ありしお天気お姉さんと彼飲めり。嬢、現在政党職員という。なんか古えのラインがポロポロと出てきて、(死出の前に見る)走馬灯とはこういう感じなのか。
 [夜]会終わり、片付けして、遅くに素面で帰宅。貰って帰った楽屋弁当をアテに賛助土産の酒を2合。寝ている娘らの鼻を摘まんで適度に嫌がられ、気を良くして就寝。舞台の夢など見る。