第1130回 本日誌の記載時および読下時の諸注意事項

 本日誌を書くにおいて注意していることがある。
 まず第一に、政治や信仰のことについては、読者が不特定多数であることを想定して、極力大意が判別できぬように、意図して冗長に、かつセンシティブな主題については難読化処理を施している。
 読者はこれに臨むとき、翻訳するがごとき面倒を感じ読了できない。また絵文字なく、ミクシ記法のごとき改行を嫌うので、自分でも書き込み後読むと疲れる。だれも読み通すことなどないという想定だ。故に自由に所感を残すことができるという利点がある。
 そもそもはなから名文を書く気などさらさらないので、携帯のキーボードで満員電車で立ったなり、あるいは自転車の信号待ちなどでワンセンテンスづつ書き殴っておる。であるからして、主述がツロクしていなかったり、てにをはがおかしかったり、用語や定義の不統一も多々ある。自分でも過去ログを読み返しておかしなところを発見すると手を加えることもあるが、大半は1万回記念の総集編愛蔵版を出版する際、出版社の担当嬢とビジネスホテルなんかに缶詰にされて、二人でオネオネ校正するときのために現時点での修正は極力していない。
 またこれは表現舎のブログであって、サイドビジネスであるところの昼勤(これもブログの伝統上こう呼んでいる。かつての夜勤時代の昼の仕事を「昼勤」と称したが、夜勤がなくなった今も「昼勤」と呼び慣わしている)は内容、登場人物ともに架空の名称を当て赤裸々に書くことを控えている。
 おそらく関係する者のみがだれのことを書いてるかがわかる程度にしてある。特殊な業界であるから差支えがあってはならんからだ。
 
 十分に配慮しながら文章を書いているつもりであるが、読者においては何なりと苦情や要望を乱坊宛にお届け頂きたい。実際、いろんな方、関係各方面からコメント、直メール、電話など手段は問わぬ。このようなご要望には即刻対応している。
 読者は過去ログを顧みて、以前と内容がゴロッと変わってる回や、表記が変更されている個所を見いだすであろう。
 ミクシーや落大掲示板で、原語を伏せ字なしで書き散らかしていたころが懐かしい。