第1054回 奈良県安堵町介護予防講演会 出演

 今日は、ご縁頂き導かれ、奈良県の安堵町介護予防講演会で13時半から90分80人。講演のみ。
 ここは、僕の次に、奈良交通のお笑い演芸同好会の皆さんが出し物をされるということで、僕は落語なしで90分をフルにフリーで話せる。
 講演の場合、60分か70分で、あと落語というパターンが多いので、講演は脱兎のごとく論進せねばならぬのだが、講演のみの90分は主客がともにゆったりと進める。平素、区社協で話し続けている内容の延長だから、途中スライドを省略したりしながらはしょったり、付加したりして、全員で時空を共有しながらジャストスジャータ。よく笑って下さり、僕も皆さんと楽しめた。ご満足頂けていたら幸いだ。
 安堵町の副町長が町を代表してご臨席賜り通しで聞いて下さる。有難いことである。また、吉岡理事は、僕が榛原の高野結納用品店の倅であることを認識しておられた。
 堀プロの先の根付け、アオイプロデュース大滝氏とは「あるアクシデント」で大いに気脈を通じさせることができた。詳細にかけないのが残念だが、僕にとっても、氏にとっても、思い出深い講演会となったのではないだろうか。
 実務ご担当のお二人には本当にお世話になった。お二方が将来においてここを探し出されたときのために、この場をお借りしてお礼申し上げておきたい。
 僕の次に出られる、奈良交通のお笑い演芸同好会の第二代会長伴美家羽寝〈ばんびやはねる〉師と、ユンケル上条師に、僕の終演後、袖でご挨拶させて頂いたが、予想通り、落大のれいんさんの後継でいらっしゃり、れいんさんのことを「顧問」と呼んでいらっしゃった。羽寝師は神戸大の落研上がりということで、是非とも舞台を拝見したかったが、残念ながら、時間の関係で僕は会場を後にした。
 
 今日もまた僕の能力を超えている。凡夫にもそれだけはわかる。
 感謝する。僕が語るべき言葉をお与え下さり、初見のお客様のお心をあれほどまでにお開き下さる御業や御力に。
 また、感謝する。出会うはずのない、出会うべき方々とお出会いできるようお計らい下さいますことに。
 そして将来において、未だ見ぬお客様方と一人でも多く、今日のような意義深い時間が持てますことを確信し感謝します。