当初15名くらいからスタートして、家庭介護に勤しまれる方々による親睦会を設立、拡大し、様々に情報交換してもらえる場となってほしいという、家庭介護の会の主旨をご担当のT君から以前聞いた。
区の社福協とのこれまでの僕の関わりの中では、包括支援とは「高齢者」の介護とその予防、ネットワークの皆さんとの連携しか見えていなかった。僕は驚きをもってご担当のT君に言った。
「家庭で介護されている方々の親睦会設立のサポートまでやっておられるんですか!」
彼は「ど真ん中です!」と間髪入れずに言った。そうか。業務のど真ん中であったのか。知らなかった。書いておくものがないのでここに記録しておく。
その記念すべき第一回会合にお招きを頂いて、平素のお疲れを癒し、かつまた将来に親睦を図っていく上で笑いが重要であることの一端を開陳せよとのご下命であった、20分で。に、20分は短い、ちょ、てか、T君、そりゃ無茶ぶりだ!とも何とも言わんと受諾した。K主幹が打ち合わせの時に後ろで目を光らしておられた。
K主幹は言わば僕を登用し、年間二桁の数の舞台を与えて下さる、凡夫・乱坊への経験付与のご恩義がある。乱坊の生みの親、西成での母親のごとき小父さんだ(ここ意味解らんな)。
当日朝、会場に赴くとお一方、昨年北区の施設に僕をご紹介頂いた奥様もいらっしゃって下さっていた。深く感謝。
皆さんと20分を駆け抜け拍手退場。終演事務後にお見送りのT君には、最近特に僕が悩んでいる一点をK主幹にお伝え頂くよう重々お願いをしておいた。
「最近、お酒の飲み方が解りません。付いては杯の持ち方、銚子の傾け方からアテの選択法などの、お酒の飲み方を是非、区役所向かいの立ち呑みを教場として、実地にご指導賜りたい」と。
噂の則聞調査、ご体格にお顔の色合い等から推測するに、彼が素晴らしい本件指南役であることは間違いない。