第863回 上野フレックスホテル自治労女性会講演

午前六時起床。

朝、目玉焼き丼一膳。

午前、移動。伊賀市入り。
上野フレックスホテル自治労女性会講演70分90名。
皆さんと昼食(ホテルの女性部オリジナルメニュー)
昼食後お忘れ物。

黒一点の森本君という組合の事務局の男の子が龍谷落研と判明し、彼をお忘れ物に登場させる(カメラの男)。
終演後、彼は女性部の皆さんにカメラの紐を首に巻き付けられていた。
お客様の平均年齢史上最低。記録する。

語るべき言葉は、準備固ければ、企まずとも与えられる。

問題は明日だ。一夜漬け。最悪だ。
 
少々汚い話で失礼する。
古来からの聖賢の謂いに「バッチの尻糞」というのがある。
あっちに付いたり、こっちに付いたり、はっきり目のしない優柔不断な状態を示す、大変馴染み深い、写実的な故事成語である。
糞が尻に付いたり、バッチに付いたりする様は、正にどっちにすんのか解らない可笑しげな状態だ。
しかし、ちょっと待って欲しい。この語の作者に反旗を翻す気はないのだが少し変ではないか。
この主人公は、パンツを履いていないのか?
スッポンポンに直パッチなのか。
履いていたけど既に汚してしまって日本橋の駅の便所かなんかで脱ぎ捨てたのか?
常に柔便系の僕などはこの言葉を聞いただけでカツヤク筋を締め上げてしまう。様々な大惨事の経験が甦るのだ。
全く、彼の切迫する腹具合までをも想像せしめる素晴らしい描写である。