第821回 あいこん【アイコン】

パソコンに指示や命令がし易い様にファイルの内容等を画面に絵柄で示した物。― 学研「新レインボー小学国語辞典」改訂第3版より。

9月20日日曜、天王寺区老人ホームきたやま苑様60名30分。


聖徳太子ゆかりの和宗総本山四天王寺さんのご経営。ご縁である。
一年前、天王寺の社福の方と会った。雑談して落語してることを言う。
その翌日、きたやま苑様から電話を頂く。
曰く、予定していた慰問の先生が直前キャンセルで代演を探しているとのこと。

「いつですか?」
「明日。」

行きたかったが、ないことにスケジュールが被ってた。
丁重にお詫びしてお断りし、次回のお声がけに期待した。

一年後、ふた月前からご連絡を頂いての今般の実現とあいなった。

玄関先で受付に来訪を告げ、ご担当をお待ちする間、壁に掲げられた17条憲法の全文の額を見る。
太子の往時のご精神に少しく触れるの感。
謂わばその時代の人らが何を重んじて生活しておったのかを示す一次資料、民族精神のイコンともいえる一条一条に感心して額の前に立ち尽くす。

ご担当嬢来。会場までご案内を受ける間、次のことが判明する。

このご担当嬢は、八尾の駅前にある居酒屋によく行くのだが、そこの店長から、店によく来る客で落語をやってる人がいることを聞く。結構達者なそうな。

そこへ昨年のドタキャン騒動。前掲の社福の方のご推薦が来て、瞬時に僕を八尾居酒屋の客の落語使いと思い込み、店長が達者と太鼓判を押すを信じてご連絡下さったということだ。

僕は八尾で遊んだことはない。人違いだ。
僕に太鼓判は押してない、無印だ。気合いが入る。

マクラ「なかなかやな」、「剣道三部作、他」「天皇三代記」「改作タバコ屋問答」「落語を楽しむあいうえお」。本編「蛇含草」。

楽しめた。

太子のご配慮に感謝申し上げ奉る。

合図等の為に、目と目を合わせる事。― 学研「新レインボー小学国語辞典」改訂第3版より。

9月27日日曜日、南港ハイアット・リージェンシーで高野隆宏的心とジャズの会。30名、三部構成の第二部本編40分。第三部対談40分。

春。天満橋でおっさんに突き当たる。ガタイのでかいスキンヘッド。

ヤバイ、やってもた。
ヤクザか。面倒だな…。

しかし僕らクラスになると目をみたら大体解る。笑ってる。こっちも笑う。アイコンタクトだ。

それから会うこと数合。意気投合した。
よく聞きゃジャズのクラリネットの使い手。
一緒に板乗りましょかと言うことでこの会となる。

心。本編構成は一定の形をみる。
楽しかった。お客様に隣のマンションの方がいた。世界は狭い。
らいむ師、つぼみ姉らもご来駕。

終演後、協力者のねじれ君と構成再編に関する協議。難波立ち飲みで。強力な新規軸を見る。

当日、受けていた神戸賛助の代演をお願いしていた笑鬼師と合流、戦闘詳報を聞く。
(内容については師の日記をご参照下さい。僕の口からはちょっと…)
師と素早く打ち合わせし、翌月曜の代演をお願いしている刃矢手君にマクラ構成と、通告してあるネタの変更を指示。彼ならやってくれるだろう。

電話をおいて、師とニンマリと笑う。またもやアイコンタクトだ。
師と僕は、♪打ち上げ♪を連呼して焼肉屋へ。
道上洋三先生、桜井一枝先生、高野あさお先生というラジオ聞きの僕にとっては憧れの皆さんと焼肉だ。

ことに道上先生から小米師と音也師に関する思い出話を聞く。

道上先生は、実に話の上手い穏やかな方であった。

一回だけ爆笑して頂いた。

ジンロ。水割りは効かん。さっぱり効かん。
久しぶりに焼肉で大盛飯を喰らい、満腹にクラクラする。
終電で帰る。

パソコンに指示や命令がし易い様にファイルの内容等を画面に絵柄で示した物。― 学研「新レインボー小学国語辞典」改訂第3版より。

9月20日日曜、天王寺区老人ホームきたやま苑様60名30分。


聖徳太子ゆかりの和宗総本山四天王寺さんのご経営。ご縁である。
一年前、天王寺の社福の方と会った。雑談して落語してることを言う。
その翌日、きたやま苑様から電話を頂く。
曰く、予定していた慰問の先生が直前キャンセルで代演を探しているとのこと。

「いつですか?」
「明日。」

行きたかったが、ないことにスケジュールが被ってた。
丁重にお詫びしてお断りし、次回のお声がけに期待した。

一年後、ふた月前からご連絡を頂いての今般の実現とあいなった。

玄関先で受付に来訪を告げ、ご担当をお待ちする間、壁に掲げられた17条憲法の全文の額を見る。
太子の往時のご精神に少しく触れるの感。
謂わばその時代の人らが何を重んじて生活しておったのかを示す一次資料、民族精神のイコンともいえる一条一条に感心して額の前に立ち尽くす。

ご担当嬢来。会場までご案内を受ける間、次のことが判明する。

このご担当嬢は、八尾の駅前にある居酒屋によく行くのだが、そこの店長から、店によく来る客で落語をやってる人がいることを聞く。結構達者なそうな。

そこへ昨年のドタキャン騒動。前掲の社福の方のご推薦が来て、瞬時に僕を八尾居酒屋の客の落語使いと思い込み、店長が達者と太鼓判を押すを信じてご連絡下さったということだ。

僕は八尾で遊んだことはない。人違いだ。
僕に太鼓判は押してない、無印だ。気合いが入る。

マクラ「なかなかやな」、「剣道三部作、他」「天皇三代記」「改作タバコ屋問答」「落語を楽しむあいうえお」。本編「蛇含草」。

楽しめた。

太子のご配慮に感謝申し上げ奉る。