第800回 椎間板ピッキーとポコン

昨日の賛助の時だ。机を借りに行った。
現在、心身健康。男児意気に感じて過負荷を楽しんでいる。
我々中点の世代が馬車馬の様に次時代への橋渡しとして奮闘することが(個人経済的には困難多いながらも)社会の円熟発展の一助として肝要であると信ずるからだ。
机を持ち上げた。
ピキっ。
腰だ。骨ではない。筋肉ではない。筋か何かが千切れたかズレタか、違和感を覚えた。持って立って居られぬ。
哀れ僕は「ぬああああああああああああああああああああああああぁっ!」という、恰も押尾某が情交中の娘の死に気付き、恐れおののいて発したであろうと寸分たがわぬ、げにも情けない声を発して机を放り出してうずくまる。
心臓が早鐘の様に鳴る。きっとこれは腰骨のヘルニアだ。神経に骨が当たっているのだ。手術だ。出銭だ。
ああそれどころか神経は寸断され、自力で歩くこともままならず、妻の介添えなくんば車イスで飛田新地の冷やかしすらも出掛けられぬではないか!
待て、待て待て待てぇぃ(4回)!下半身の神経が寸断されているとするならば、そもそもが飛田新地に出陣する意味すらがなくなるではないか!眼前に明かりが消えた飛田料理組合の姿が見えた。
僕は倒れて実に0.5秒の刹那に想いがここまで到達すると、世上の無情をはかなんで再び声をあげた。
「のおおおーぉっ!」
しかし時間がない。まもなく出番だ。僕は浴衣をはたいてその場になんとか立つと恐々机を持ち上げた。
「なんとか行けそうだな」
無論、飛田のことだ。歩けるということはヘルニアではないのだろう。僕の眼前に再び華やかな飛田新地の提灯の灯りが見えたような気がした。そしてその方向をしっかと見つめ一歩づつ、着実に歩き出したのであった。(完)
 
−−−

ポコン(前々回の日誌を参照せよ)はファミリーマートの方が円熟あるマイルドな味わいで、セブンイレブンの方が粗野で荒々しい仕上がりになっている。と、これまで感じていたし、今(現にセブンイレブンのを食べながら書いている)も、そう感じるんだが、下にセブンイレブンのポコンのデータを記すよ。
【表面】
まちのお菓子屋さん
ポップコーンしお味
軽い食感のポップコーンを赤穂の天塩で味付けしました。
【裏面】
まちのお菓子屋さんポップコーンしお味
名称 スナック菓子
原材料名 コーン(遺伝子組み換えでない)、植物油脂、食塩
内容量 90g
賞味期限 10.1.5
保存方法 直射日光・高温多湿を避け、常温で保存してください。
製造者 ジャパンフリトレー株式会社
〒306−0213茨城県古河市北利根14−2
【栄養成分表示】1袋90g当たり
エネルギー 468kcal
タンパク質 7.7g
資質 24.7g
炭水化物 53.8g
ナトリウム 578mg

引用終了だ。異なる点のみ記そう。まずフ社で植物油と記載されていたものが、セ社において植物油脂となっている。そして栄養成分表示が変わっている。フ社は検査機関に出したが、セ社は製造者のデータのままと思われる。
賢明なる読者諸賢には僕が何を恐れているか解ったと思う。このOEMのポコンは同じものなのか!と言うことなんだ。同じものを僕が違う味に感じてるのか、華から違うもの!105円にそんなに力を入れるのか、日本人は!
明らかに味が違う(ように思う)のだ!衝撃の電凸調査の結果は盆明けに!