第675回 他山の石

朝、始発。そういや昨夜泥酔のやん愚兄から電話あり。
静也先輩の噺があかん、ということを仕切りに言う。見てきたらしい。
「ワシはあれ見てテンション下がったんや」とハイテンションで言われても困る。
敬意を持って適当にいなして電話ガチャ切りした。泥の様だった。こっちは勤務前でシラフなんで、酔っぱらいというものは、しゃあないものだなあと、
こういう時、僕はこのどんしゃない先輩を「他山の石」にするのか、「他山の石」にしてはならぬのか、反面教師と言う意味で使いたいときはどっちなんでしたっか、国語的な意味で。