第466回 飲食物

 朝、拔き。
 午前、名刺作成發注。電話・FAX・メールの應對。
 早晝、鰹節飯半膳。
 晝の後、圖書館に書籍の返却。午後、コンサル面談打ち合はせ。

 「飲食物」とは、「食べ物」と「飲み物」である。(この邊だるいなあ、俺は誰のためにこれを書いてるんだ?)食べ物と飲み物の區別も大概もめる。一案はファミレスのメニューの後方にある飲み物のページに載つてる物は飲み物といふことにしておかう。これを基準とすると解りよい。以下例示する。
 重湯は傳統的に食べ物で、はつたい粉の練つたんは言ふまでもなく飲み物である。名張の堅燒き煎餅は單體では食べ物、お茶に入れてブヨブヨにすると常考で飲み物になる。
 また暑い日の牛飼ひなんかでは、鹽分補給のために牛の靜脈を少し切つて流れる血を啜り、泥なんかを塗つて血を止めたりしたものだが、この場合の牛血なんかはもちろん食べ物に入れる。
 でも同じ夏の風物詩でも、かき氷は飲み物である。シャーベも飲み物に分類するが、フルーチェは食べ物である。 鍋の汁は食べ物、液體でもスープは食べ物にしておかぬと後々ややこしい。
 さしたる異論もなささうだし、次は「補助物の分類」でも行つてみよう。