第437回 ウイグル旅行記 − 人類の殘念なところ

 ちようど用務があつて、胡錦濤國家主席と入れ替へにこちらに來た。新疆ウイグル自治區。書きたいことは山盛りあるのだが、自分のPHSぢやないので長文がかけない。詳細はまたの機會に。
 東と西、新と舊が雜然と入り混じつた國。統治と被統治、支配と被支配が現としてある。
 人間の殘念なところがストレートに出てしまつてる、いろんなところに。
 地付きの不動産屋として、日本が、日本人が當たり前だと思つてゐるんだが、人口的に、面積的に、こつちが人類のスタンダードなわけで大變複雜な氣持ちになる。
 ちなみに店の賣り子をはぢめとして、サービス業等に從事する全ての人に、笑顔は無い。
 ネットも全然つながらない。Wikiもない。
 晝、ホテルの前の笈家牛肉面でラーメン状の物。
 夜はまた宴。白酒はなし。明日歸國