第190回 ピンチの時のバイブレーションこそポジティブ

 こゝ三日ほど、仕事の様は他の會社に行つたみたいな馬車馬さで笑つてしまひます。こんなに仕事するようにできていないのに。
 今日は奈良で一軒と會ひ、その後内容をまとめて大阪で二軒にお話しゝます。この二軒の内の一軒は、何と、あの、今を時めく花形のエビ課の課長と同じビルです。
 本來なら終はる豫定が六時半なんで、杯の捧げ方や銚子の手の添へ方などをご教示願ひたいところではありますが、悲しいかな、お迎へ當番(何と言ふ囘り合はせでございませう)なんでダッシュで歸らなくてはなりません。
 明日の豫定もエキサイティングです。忘れられない一週間となりさうであります。
 
【陣中日誌兼戰鬪詳報】朝、食へぬ。晝、パスタランチ。用談しながら食ふ。
昔から飯は飯、話は話で分けないとダメなんでちつとも食つた氣がしない。ぢやによつて四時頃、腹が空き、堺筋本町で鹽ラーメンを食ふ。全てのアポイントメント終了後、妻と本町で子を引き繼ぎ、自宅へ歸り晩飯。一膳目、ぢやこと梅干しの茶漬。二膳目、カレー茶漬(結構氣に入つてる)。