第868回 スカウトペース

六時起床。神戸に移動。某社コミュニケーションシナリオについて約120分。豊能大姉と。発表者二人についての総評などを為す。一名大きく前進。進化に驚く。
終了後、姉と打ち合わせ。交野市など。
帰宅。読書。書き物などす。
追う或る案件、売主が売渡承諾書を発行する旨弁護士より通告あり。書式を作成し弁護士宛に送付。前回り記録する。
夕食はおでん。
夜、勤務指示を入れてきたのでこれもご縁と奈良市学園前駅前現場へ。二人現場。二時間で終了、午前一時に学園前に解放される。
極度の厳寒にして、座して始発を待つと凍死する旨を相方に説得。半ばにして死する訳には行かぬ。士気を高めて行軍を開始す。163号線を四條畷目指し。嗚呼スカウト上がりでよかりき。
県境の道中、初見の二人、真っ暗な中、互いの現状と苦闘、夢や希望などを散々に語りながら進む。三時間で旅程を踏破し、四條畷市役所近くのJR駅へ(駅名失念)。
現世で、一刻も早くこの状況を脱ぎ捨てお互いになんごとか実現して再び会おう、と始発までの一時間をコンビニで買ったワンカップの焼酎で乾杯。必ずや今日の行軍と乾杯は、後に振り返り、大変な時代があったなあと笑える良き時代とするための原標であり、いつにてもその時点の奮闘を測るメルクマールとすることを約し乾杯乾杯また乾杯。
良き男子であった。再会を期して握手し別れる。