第842回 智子姉会長擁立

【10月22日木曜日】

缶酎ハイ半立。カップメンを食す。酒一合。
書簡数合を交わす。歯を磨いて寝る。空は明るい。この風景にも馴れた。
三時間半で起床。日が上がったら寝られん。うまいことなったある。
まとめなあかんもんあってやっつける。
昼、炒めご飯。
午後、ネジレと打ち合わせ。マクドナルドにてファンタグレープ小。
東梅田にて業者と打ち合わせ。神戸の土地の件。
やん愚兄からお呼び付けを受け、全般協議会を立ち飲みで。夜勤を入れなくて良かった。
様々なことを話し合う。話に力が入ると思わず右足が上がることに気付く。
僕は立っていることは苦じゃないのだが、兄は座りたい等と贅沢を宣う。
二軒目はカウンター席。酔うと先輩は電話をおかけになる。早くから飲んでいるので時間は早い。が、茂、円、烏、舞兄、十巣閣下など痛飲メンバーズにことごとくふられる。
てまり師とも話させて頂いたが遠すぎる。電話の向こう、宮殿のようなお部屋で赤ワインのグラスを傾けながら、暖炉の前で豪奢なナイトガウンに身を包んだてまり師とお話しているんだ、と思うと僕は緊張してしまう。
兄は智子姉を確保したようだ。他の予定をキャンセルしてお越しになられるという。
僕は心に誓う。落大の現OB会長を無血革命にて廃位し、智子姉会長擁立に向けて画策しよう、その企みを話し合おう、と。
時間感覚がなくなる。随分と酔う。
「バアー」
現会長が満面の笑みを浮かべて立っていらっしゃる。出張から帰ってこられた。既にやん愚兄は智子姉と話し込んでいる。
次の映像は(店を移動する映像がない)、狭いテーブルを4人で囲んで話し込んでいるところ。沢山のことを話したが、記憶の映像は肝心の音声が飛んでいて解らない。
地下鉄の駅の映像。帰りはフラフラ千鳥足の道の白線。
これらが全般事項協議会の記憶だ。
妻に叱られる。お小言を聞きながら寝る。