第417回 てつちやん

 裸重76.0kg。廣島誘惑の前日に復歸。
 
 朝、醫師の處方に從ひ、マグネシウム系の下劑を一升(1.8リットル)。午前、大半を便座の上で。一發目の便は實に「ドッボ〜ン」といふ音と、リアルの日本海海戰と同じくらゐの水しぶきを上げよつた。排便に6度行つたが、黒から黄をへて灰から白へ。そして色を失ひ最終的に涸れるさまは、あたかも悠久の時間を經て流れる大河を遡る船旅のやうだ(きれいなんか、汚いんか、やう解らん)。
 午後、今回はなぜか麻醉を打たれた。なんか事故かなんかあつたんだらうな。前回とちよつと違ふ。便管にカメラを。先生は前回と同じく女醫。今回は僕も中身全部見た。空つぽ。美しい「テッチャン」だつた。
 歸つて麻醉さめるまで、自宅で飯一膳、肉じやが殘り。
 夜、三田の設計士さんと會食。酒少量(4合程度)、魚等。