第226回 米人別離の宴

 知り合つたばかりなのに、彼が厚木に行つてしまふのは大變殘念であります。
 といふことで金曜日の夜、彼の大阪最終日に別れの小宴を行なおうと思ふてをります。
 また翌々日は私の誕生日でもありますから、まあ彼との最後の杯は、呑みなれた上本町はい/\の『あけの』の座敷あたりにしたいですな。
 季節感ないですが鳥鍋と熱燗またはカニ味噌と芋ロックなんかを馳走して、出會ふはずのなかつた二人の奇妙な御縁を樂しみたいれす。
 スケジュール合へばご一緒に。
 
【陣中日誌兼戰鬪詳報】
朝、キティーちやん型お握り、振り掛けは「旅行の友」、添加物が入つてゐない味も素つ氣もない竹輪、ワカメとモヤシのお味噌汁。
晝、燒きそば、ライスセット(ライス、お味噌汁、香の物)。
夜、豚肉とキャベツの味噌炒め、冷や奴、味醂干し、芋燒酎冷一合。