第186回 大變なときこそ

 仕事が大變な局面を向かへてゐるのだが、こんなときこそ平常心で、局面打開の爲の方策を檢討しながら歩んでまゐりたい。
 今日はあまり時間がないのだが、單具屬のお話しをしたい。
 單具屬の卑近な例としてナメタケご飯がある。これは妻が忙しくて邪魔臭いときに時折出て來るヤッツケ料理だ。
 米の水加減を普通にする。
 (水加減を妻に確認した、やはり僕は間違へてゐた)
 そこに、おもむろにナメタケの瓶、一瓶をドバッと入れ込む。そして炊く。出來上がる。完成。
 僕は炊き上がりに葱を混ぜ入れたいのだが、下の娘が嫌がるので、入れて貰へない。これが、結構うまい。僕のイメージする單具屬だ。
 さて、今朝は、娘のお辨當の殘りとして鮭フレークおにぎり、ちくわ、卵燒き、はうれん草、一口コロッケを頂く。
 晝は、關係者と選擧あけの燒肉。仕事がまづいのであまり食慾がない。
 夜は、早く歸る豫定であつたのだが一件忘れてゐたアポイントを發見し、八木で輕る飯をしなければならなくなつた。商工會の西村君だ。集金されるんだ、青年部費を!もう!追ひはぎぢやないか。
 
【陣中日誌兼戰鬪詳報】 本文中をご參照下さい。最終は新地で。