第59回 カウントダウン

 一週間を切つた。實に痩せる思ひである。焦つてゐる。いつものことだが。
 さういへば、これまでに穩やかに當日を迎へたことがないことに氣付く。
 永遠の付け燒き刄。不安と緊張…。遙か千里山上、白亞の殿堂が産んだ先輩後輩の名人上手逹を仰ぎ見つゝ今の自分が見出だせる時間を最大限活用したい。
 あ、十二月一日の體重計測日のこと、としておきます。
 
【陣中日誌】

朝、定例會議で朝早く家をでたので、メントス三粒。
晝、會議開けだるま屋。
夜、追悼難波舐酒會(蒲田裕彦先生と)。
兄の新たなる決意と出發に感激。涙涙涙。

(しかし僕らやう泣きますなあ)